大人の教養14 卒業式 入学式の 母の装い マナー

石田宙子

石田宙子

テーマ:大人の教養

教養とは 学問や知識を身に付けることによって備わる、心の豊かさ
3月 4月は 卒業式 卒園式 また 入学式 入園式と 保護者の方も忙しい時期

卒業入学

ご一緒される際の装いのマナー また 式では保護者の方も 見られているものです
注意点をチェックしてみましょう

まず、卒業式と入学式 同じお召し物で と考えられている方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでも少し変えることで ぐっと大人度がアップします
同じ同級生が集まりがち 見られているものです

では 卒業式と入学式 何が違うか どう変えたらよいのか
卒業式とは 卒業 学業を一区切り終えた 御祝いの式でもありますが、旅立ち 別れの式でもあります
皆さん同じところに進むとしても、校舎であったり 先生方からは旅立つわけです
少し色目は、抑えた方が 品格が上がります
ネイビーや黒 グレーなど

ただ、リクルートスーツのようになってはいけませんから、インナーをレースや光沢のある物
また ポイントとしてはコサージュや ブローチ を刺し色(落ち着いた重厚感のある差し色)にする 真珠のネックレス で明るさをUPする
タイトスカートでなく フレアスカート(ひざ下)

良くない例は、タイツ 卒業式の折は、まだまだ寒いから と タイツを履かれる方がいらっしゃいますが
重たく感じたり 清潔感より 防寒を優先しているようで エレガントではありません

また襟ものにスカーフや ブラウスの襟がフリルのものなど
差し色と共に ボリュウムのある襟などで 華やかさを入れると 落ち着いた色に 花が出来るものです
そこで、バックや靴まで 色物を入れてしまうと パーティーのようになりますので ここでは シックな色目で

では入学式は 桜の咲く時期 というイメージもありますので、こちらは スーツ自体も華やかな色でも良いかと存じます
新しい門出 新しい学校でのスタート
新しいお友達が出来る わくわく感 また それに伴い お母様方も新しいお付き合いが増えるスタートの時
春を感じさせる 季節感のある色目も 周りの方に華やぎを感じさせるものでも構いません
もちろん ベージュやネイビーなど 落ち着いた色目でも 卒業式とご一緒で コサージュやブローチで華やかさをUPすることも良いかと思います

ただ、卒業式の折は 落ち着いた大人色 でしたが、こちらの差し色は 春らしい淡い色目でコサージュやブローチはまとめられると 良いかと存じます
バックや靴も ニューディーカラーであるとか 淡い色目でコーディネイトされると 春らしさがUPします


共通して言えることは 主役は お子さんであること あくまでも控えめであり 花がある装いで



他に 靴は フラットシューズやピンヒールは避け、3~5cm程度のヒールにされると 良いかと思います
また、靴を脱いで スリッパをお借りする際は、靴下(ヒール用の小さなもので構いません)を用意することもお忘れなく
お子さんの制服なども 考慮して 母の装いを楽しみましょう

また式が始まる前に 携帯 スマホの音を消す 式中に 音がすることは どんな時でも 気持ちが萎えるものですよね お忘れなく
写真を撮る際も 取ることに一生懸命になり過ぎて 手を振ったり 声を掛けたり 立ち上がったり
知らず知らずに やってしまうこと あるかと思います 少し心に留め置いて 自分がどう映るかも 考えながら 周りにご迷惑の無いように

またヘアメイクも 力の入り過ぎには注意 あくまでも 控えめで
そして、意外と目立つのが ネイル
今や 華やかなネイルが 人気ですが 何度も言いますように ”控えめの華やかさ” 
長さや 色目 いつもよりも 控えめに

講堂や 体育館など 式場は寒さが気になる場所が多いもの
ひざ掛けにストールなど 備えるのも 大人の証

是非 活用してくださいね


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石田宙子(マナー講師)

北浜サロン

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