ダイヤモンドが生み出す家族の絆
終活という言葉が、一般的になりました。
中にはまだ元気にもかかわらず、エンディングノート言わば遺言書を作られる方もおられるとお聞きします。
「終活」という言葉から連想するもの、
相続、遺言、保険、葬儀、墓、介護、健康
って言ったところでしょうか・・。
これらについて学ぶことのできる「終活セミナー」と言われるものも巷ではたくさん開催されています。
残念ながら、ジュエリー・宝石・貴金属について語られているセミナー等は少ないようなので、
少しでもご参考になればとコラムを書きました。
なかなか処分しづらく、そのままタンスの中に眠っているのが宝石の特徴とも言えるかもしれません。
こんな感じでどっさりとお持ちいただき、活用方法のご相談を受けることは少なくありません。
まずはそれらのジュエリーの価値を知っていただき、そして、その宝石が持つ5つの可能性を知っていただきたく
思います。
① 作り変える(リフォームする)
石そのものに価値があるにも関わらず、デザインが古い・・・。
そのようなものはリフォームして、身内の方に譲られることをおススメします。
② 修理をする
真珠の糸が切れた、指輪のサイズが合わない・・。
これらのメンテナンスを行った後に、お譲りになられてはいかがでしょうか?
③ 現金化する
プラチナやゴールド素材のものは重さによって現金にすることが可能です。
ただ、ダイヤモンドや色石については、評価がグッと落ちることもあるので、石を外して地金のみを
下取りに。そんな選択肢もあります。
④ 新たなジュエリーを買ってプレゼント
③で下取りして得た現金を新たなジュエリーにしてお子様にプレゼントされるのも一つの手段かもしれません
⑤ 子どもや孫に贈る
「形見分け」とも呼ばれますが、皆さまの思い出をお話しながら、お子さまやお孫さんに贈られてはいかがでしょうか?
将来にその宝石を見た時にきっとご自身のことを思い浮かべてもらえるかと思います。
ジュエリー・宝石は、そのものが持つ物質的な価値に加えて、
みなさまの思い出が吹き込まれた精神的な価値があります。
ぜひ、ご自身の思い出を振り返りながら、宝石箱の見直しをしていただけたらと思います。