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越野泰明

ジュエリーをよみがえらせる専門家

越野泰明(こしのやすあき) / ジュエリーデザイナー

相談できる「宝石屋さん」-箕面のちいさな宝石屋-

コラム

片方を失くしてしまったピアスの活用法

2019年5月31日 公開 / 2020年10月28日更新

テーマ:こんなこともできます

コラムカテゴリ:くらし

こんにちは!!

相談できる宝石屋 越野 泰明です。

当店で良くご相談いただくのが、
「ピアスの片方を失くしてしまった・・・、どうしたらいいでしょうか・・」
というご相談。

あきらめてタンスの中に眠ったまま・・
そのような方もおられるのではないでしょうか・・。

そのようなお客様には大きくわけて4つの対策、ご提案をさせていただきます。

① 同じデザインのものを片方ご用意してペアとしてお使いいただく


一番の理想はこちらのパターン。
ただ費用がかかることと、同じ石がご用意できない場合もございます。

シンプルなダイヤのピアス、真珠のピアスなどは素材の調達もしやすいのでおススメです。




こちらのタイプのような真珠のピアスは同じものをお作りすることが可能です。

当店の事例をご参考にしてみてください

失くしてしまった真珠のピアスの片方合わせ



定番のダイヤモンドも調達がしやすく同じものを作ることが可能です。

当店の事例をご参考にしてみてください。

ご主人からもらったダイヤのピアス失くしてしまったので片方作り

いづれも手元に残ってる石や珠の品質に合わせてお作りする形になります。

② 残った片方の石を外して新たな指輪やペンダントにリフォーム


これは、ピアスから石や珠を外してしまって再度、新しいでデザインにするご提案です。




こちらはサファイヤのピアス。
一旦、石を全て外してしまい新たなデザインに作りなおすことができます。




石や珠の素材が手元に残っているので、上記①のケースよりはコストを抑えてお作りすることができます。



③ 石が留まっている部分のみを残して新たなジュエリーに改作


デザインは気に入ってるのでイメージを残したままでペンダントや指輪に作り変えることも可能です。




片方だけ残ってしまったルビーのピアスですが、花柄のままはそのまま利用して、




こんな感じにペンダントにすることが可能です。デザインによっては指輪にも改作することが可能です。

当店の事例を参考にしてみてください

片方失くしてしまったピアスの活用法

④ シングルピアスとして使う


こちらは究極ですが・・。あえてペアではなくシングルピアスとしてお使いいただく。




当店でも婚約指輪のダイヤモンドをシングルピアスにリフォームするような事例もありました。

ティファニーの婚約指輪をシングルピアスにリフォーム

コストはかかりませんが片方のみピアスをつけるのは個性的で少し勇気がいるかもしれないですね・・・。


ぜひ、ご参考にしてみてください。

この記事を書いたプロ

越野泰明

ジュエリーをよみがえらせる専門家

越野泰明(相談できる「宝石屋さん」-箕面のちいさな宝石屋-)

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