<No.8>コーチングの活用も様々 3)企業内で上司が部下をコーチして育てる
<コーチングの現状>
グローバルな動きのなかでの日本のコーチングの現状について、シリーズで投稿していきます。
<No.2>国際基準のコーチ資格
前回、“俄かコーチ”が日本のコーチ全体の信用を低下させている可能性があること、「ビジネスコーチ」を標榜するなら国際基準のコーチ資格を取得してほしい旨を述べました。取得していないコーチからは「国際基準のコーチ資格を取っているからと言って、それが『なんぼのモノやねん!』」と言われることがあります。
私の例をご紹介しますと、コーチングのトレーニングは1,500時間以上、コーチング実績は2,000時間を超えて、別途PCC(Professional Certified Coach)受験トレーニングを100時間受けて受験しました。試験内容は2種類。知識テストはWebで受験し、実際の30分間の3セッションの録音データをICF(International Coach Federation)に送ります。セッション内容は3名のアセッサーによって、49項目におよぶチェック項目で審査されます。
審査結果には詳細にわたるフィードバックがあり、強点・弱点も明記され、自分の今後のトレーニングポイントが明確になります。合格率は公表されていませんが、私の周りでは数回受験してやっと合格したコーチもいます。結構厳しい審査です。
これだけのトレーニングを経て合格したことは、自分のコーチングを客観的に国際基準で評価され、更なるクライアントさんへの貢献が出来るという自信につながります。
合格しても規定時間以上の継続研修を受けて3年毎に更新をする必要があります。PCCの資格に恥ずかしくないセッションをしていこうという自覚にもつながります。
国際コーチ連盟 https://coachfederation.org/
部下対応で課題をもっているマネジャーの方へ
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