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原島敏郎

元マネジャーの経験を生かしたコーチングの専門家

原島敏郎(はらしまとしろう)

有限会社ソリスナビタス

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コラム

日本のコーチングの現状  <No.9>2つのコーチングスタイル

2020年9月19日

テーマ:コーチングについて

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: コーチング やり方リーダーシップ スキル

 ビジネスコーチが扱うテーマは、「部下や後継者の育成」や「利益を生む組織・チームづくり」、「チームビジョンの明確化と浸透」、「キャリアマネジメント」などです。ビジネスコーチは、何らか“正解”のある普遍的技術を伝えるのではなく、クライアントが所属する組織・チームにとってよりよい方法をクライアント自身が見つけて行動していくことを支援しています。

 現在のビジネスコーチのアプローチスタイルには大きく2種類あります。

 一つは<アドバイス型>で、コーチの得意分野を中心に助言やアドバイス、ティーチングしていくコーチスタイルで、もう一つは<自律促進型>とでも言いましょうか、助言やアドバイスなどは一切せずに、クライアントの“自発的な発想・気づき”と“行動”を引き出すことを主眼におくコーチスタイルです。

 私たち<自律促進型>のコーチも得意分野で様々な知識や経験をもっています。何らか助言やアドバイスもできますが、その知識や経験がクライアントの抱える事情にフィットするかどうかは分かりません。したがって、その知識や経験は“横に置いて”会話します。

 たとえ、クライアントから求められて“提案や事例紹介”をしたとしても、クライアントを誘導したり強要したりすることはしません。そのコーチの提案や事例紹介を参考にするかどうかはクライアントが決めます。クライアントが主体性を持って、自分で考えて自分の職場で行動してもらうことを目標にしてクライアントの成功を願っています。

  これはコーチを選ぶときのクライアントの“好み”となりますが、<アドバイス型>は結果的にコーチとの“依存関係”を作り出しますが、<自律促進型>は、クライアントの“自律と成長”を目指していきます。



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