彼氏に愛されているか不安な時の、心理学的2つの対処法
女性らしく甘え上手になって、愛されたい。
人間なので、
そう思うのは自然なことかもしれません。
ところが、
「そもそも甘えるって何?」
「甘えることが何かわからない」
という女性も少なくありません。
この記事では、
甘えるとはどういうことか。
そして、
甘え上手になる為の方法を
詳しく解説します。
ぜひ最後まで読んでください。
こんにちは。
心理カウンセラーの大城ケンタです。
よろしくお願いします。
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そもそも、甘えるって何?
甘え方がわからないというか、
そもそも、「甘えるって何?」と、
甘えることがどういうことか
わからない女性も多いです。
甘える場合、2つのパターンがあります。
・物理的に甘える
・精神的に甘える
一つずつ解説します。
1、物理的に甘える
例えば
・重い荷物を持ってもらう
・車の運転をしてもらう
・料理や片づけを手伝ってもらう
・買い物に行ってもらう
・スキンシップをとる
このように、甘えるとは、
「頼る、お願いする、手伝ってもらう」と
言い換えてもいいでしょう。
もしあなたが
自分一人で出来るとしても、
あえて彼に甘える。
それが「物理的に甘える」ということです。
2、精神的に甘える
例えば、
・愚痴を聞いてもらう
・悩みを相談する
・一緒に過ごしてもらう
このように精神的に
満たされるようなことが、
「精神的に甘える」と言えます。
甘えたいのに甘えられない女性の3つの特徴
甘えたいのに甘えられない女性の
特徴を3つ挙げます。
1、人に迷惑をかけてはいけない
甘えられない人は、
人に甘えることで
迷惑を掛けると思い込んでいます。
・人に迷惑を掛けてはいけない
・わがままを言ってはいけない
・自分のことは自分でしなければいけない
子供の頃の教育などによって、
このように思いこんでいると、
人に甘えられなくなります。
人に迷惑を掛けてはいけない、
そんな人が甘えると、
・自分はダメなことをしている
・相手に申し訳ない
・自分は弱い人間だ
そんなふうに自己嫌悪や
罪悪感を感じてしまうのです。
2、人を喜ばせないといけない
人が喜んでくれることが、自分の幸せ。
そう感じている人も少なくありません。
そのような人は無意識のうちに、
・人を喜ばせないとけない
・人を満足させなければいけない
・人の役に立たないといけない
そう思い込んでいます。
だから、
自分よりも他人を優先して、
甘えられないのです。
3、人に嫌われたくない
甘えられない人は、人に甘えることで、
「相手に迷惑を掛けるんじゃないか」
「相手が内心怒ってるんじゃないか」
と不安になります。
そこには相手に嫌われたくない
という心理が隠れています。
相手に嫌われて、
傷つくのが怖いのです。
だから、積極的に甘えることができないのです。
甘えたいのに甘えられない心理的原因
なぜ甘えられないのか?
もともと甘えられない性格だからでしょうか?
いえ、違います。
多くの場合、
子供の頃の親子関係が影響しています。
親が感情的で怒りっぽい。
もしくは、祖父母が感情的だった。
そんな家庭環境で育つと、
親がいつ怒り出すかわからないので、
親の顔色を伺い、親に怒られないように
振舞うようになる。
さらに、
「自分のことは自分でしなさい」
「人に迷惑をかけるな」
そんなふうに教育されると、
人に甘えてはいけないんだと
思い込んでしまいます。
また一方で、
感情的で怒りっぽい親を間近で見て、
・親のように怒りっぽい人にはなりたくない
・感情を表現すると嫌われる
そんなふうに思うことで、
自分のことより他人を優先して
しまう性格になっていくのです。
これが甘えたいのに甘えられない人の
心理的原因の背景です。
甘えられない女性が、甘え下手を克服する3つ方法
ここからは甘えられない女性が
甘え下手を克服する方法を
3つのステップでご紹介します。
1、人に甘える前に、自分を甘やかす
人に甘えられない人は、
人に甘える前に、
自分で自分を甘やかすことが大事です。
心理的原因の項目でも解説しましたが、
人に甘えられない人は、
自分よりも他人を優先する傾向があります。
本当はもっと甘えてもいいのに、
子供の頃の親子関係によって、
「私は甘えてはいけない」
と思い込んでいます。
つまり、自分に厳しいのです。
だからまずは、
自分を甘やかせることが大事。
具体的には、
何も頑張っていない自分に
ご褒美をあげることです。
人の役に立たなくても、
そんな自分に日頃のご褒美をあげましょう。
例えば、こんな感じです。
・お菓子やアイスを自分の為に買ってあげる。
・好きな食べ物を自分に買ってあげる。
・掃除や洗濯など、やらなければいけない家事があっても、やりたくなければやらない。
・眠たい時は、無理せず寝る。
・欲しいアクセサリーを買ってあげる。
・料理を作るのが面倒なら、外食する。
こんなふうに自分を甘やかして、
自分を喜ばせましょう。
あなたはもっと
自分を甘やかしていいのです。
2、小さな自己主張をする
人に甘えることが苦手な人は、
小さな自己主張をしてみましょう。
例えば、
・彼と食事に行く時に、「今日は〇〇が食べたい」と言ってみる。
・デートで「〇〇に行きたい」と言ってみる。
・待ち合わせの場所は「〇〇だと助かる」と言ってみる。
・友達に「今度一緒にランチに行けたらいいね」と言ってみる。
このように小さな自己主張をすることで、
「自分の意見を言ってもいいんだ」
「意思表示してもいいんだ」
と思えるようになります。
そういう小さな積み重ねによって、
徐々に甘えることができるようになります。
3、相手の気持ちを確認する
相手の気持ちがわからないから、
甘えられないということがあります。
「甘えたら、迷惑なんじゃないか」
「甘えたら、嫌われるんじゃいないか」
そんなふうに考えてしまって、
甘えられないので、
相手の気持ちを確認することが役立ちます。
「もし今日のランチで、私が〇〇に行きたい」って言ったらどう思う?嫌?
「もしデートで、私が〇〇に行きたい」って言ったらどう思う?嫌?
「無理にとは言わないけど、もし可能なら、明日の待ち合わせ場所は、〇〇だと助かるんだけど、どうかな?」
このように、相手の気持ちを確認することで、
より安心して甘えることが出来るようになります。
甘えられない人は、インドの風習に学べ
「人を喜ばせないといけない」
「人に迷惑を掛けてはいけない」
と思っている人は、
甘えられないと言いました。
ところが、
おもしろい風習を持った国があります。
それはインドです。
インドの人は、
「生きていたら、人に迷惑を掛けるのは当たり前。だから迷惑を掛けてもいい。その代わり、お互いに助け合いましょう」
そういった風習があります。
逆に日本は、
「人に迷惑を掛けないようにしなさい」
という風習があり、
インドでは全く逆の発想なんです。
インド人のように、
「人に甘えてもいい。
人に迷惑を掛けてもいい。
その代わり、お互い助けてあげる」
こういった、
「お互い様」の精神を取り入れると、
案外「甘えてもいいかも」と思えるように
なるのではないでしょうか。
まとめ
甘えられない人は、
「人を喜ばせないといけない」
「人に迷惑を掛けてはいけない」
と思っています。
インドの風習を見習い、
人に迷惑を掛けてもいい。
その代わり、相手が困っていたら助けてあげる。
そんな心持ちで、
少しずつ、自分に対して
「甘えてもいいんだよ」と
許可を出してあげる。
その積み重ねによって、
徐々に甘え上手になっていきます。
ぜひ参考になさってみてください。
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