1996年『ゴルフ赤トンボ事件』の真相
故田中角栄元総理の経歴
歴代総理大臣の中でも、いまだに根強い知名度と人気を誇っている故田中角栄元総理(1918年~1993年)。
自民党最大派閥の田中派を率い、1972年には大正生まれとして初の第64代内閣総理大臣となり、在任中には日中国交正常化や金大中事件、第一次オイルショックなどの政治課題に対応しました。
道路法の全面改正や、道路・港湾・空港などの整備を行う各々の特別会計法や「日本列島改造論」によるグリーンピアなど、戦後の日本の社会基盤整備に正負両面にわたる大きな影響を残しました。
その後の金脈問題への批判によって首相を辞職、さらにアメリカの航空機製造大手ロッキード社の全日空への航空機売込みに絡んだ贈収賄事件(ロッキード事件)で逮捕収監されました。
逮捕後も田中派を通じて政界に隠然たる影響力を保ち続けたことから、マスコミからは「闇将軍」の異名を取りました。
その他にも「今太閤」「コンピュータ付きブルドーザー」などたくさんの異名を持つぐらい稀有な政治家でした。
田中角栄元総理の「健康」ゴルフは脅威の4ラウンドハーフ
そんな田中角栄元総理は「早メシ、早打ち、早歩き」でも知られ、ゴルフをしている時、アドレスをしたら素振りなしでショットし、すぐに打つので、同伴者はとてもせかされたそうです。
「プレーファスト」のゴルフマナーを遵守するというよりも、単なる“せわしない”性格によるものだったのでしょうね。
田中元総理がゴルフを始めたのは自民党幹事長時代でした。
ゴルフを始めてからは、「歩くことは健康によい。おかげで熟睡できた。人間何が一番幸せかというと、よく眠れることだ。」と言い、毎週のゴルフを欠かしませんでした。
行き先は、箱根カントリー倶楽部、小金井カントリー倶楽部、霞ヶ関カントリー倶楽部などでした。
首相在任中には、軽井沢ゴルフ倶楽部を訪ねて、「プレーファスト」で有名な白洲次郎氏に文句を言われた逸話なども残っています。
ロッキード事件で逮捕され、退陣してからは週2回のゴルフとなりました。
「早打ち、早歩き」の田中元総理は1日に4ラウンドハーフ、脅威の81ホールをプレーしたことがあるそうです。
「午前中に2ラウンドして帰る予定だったが、キャディーに頼まれてつい4ラウンドハーフをプレーした」と振り返ったということです。
また、7日間連続ゴルフに挑戦したこともあるそうで、6日目までラウンドした翌日、倒れてしまい記録達成にはならなかったそうです。
田中元総理は、元来ゴルフの目的は「歩く」ため、「健康」のためで、スコアにはこだわらず、スコアを付けることもなかったそうです。
■参考文献
「偉人たちのゴルフ」早瀬利之著:双葉新書
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