ゴルフマナーの基本② ボールマークの直し方
失敗ショットが続くと、頭が真っ白になって・・・
ティーショットでOB、セカンドショットでもOB、さらにバンカーショットを失敗して、グリーンに乗った時には、すでに何打か数えることも面倒になって、焦ったままパットして、結果4パットでようやくホールアウト。
さあ、何打だったっけ・・・
ゴルフの始めたばかりの人にとって、こんなトラブルに見舞われるケースはよくあること。
失敗ショットが続いて、頭の中が真っ白になって、OBによるペナルティーのカウントも合わせると、いったい自分が何打を費やしたのか分からなくなってしまう。
スコアのごまかしが人間性まで否定されるかも
「9かな? いや10かもしれない。けど、やっぱり9のような気もするし・・・」
こんなとき、ついつい少ないほうをスコアにしてしまいたくなるが、それは止めておいてほうがよい。
ホールアウトして、グリーンを出てから安全な場所で、もう一度振り返り、落ち着いて思い出してみよう。
いくつでグリーンオンしたのか?パットはいくつだったのか?
同伴のプレーヤーに確認してもよい。
それでも本当に思い出せなくてカウントに自信がないときには、多いと思う方の数字をスコアカードに付けて他のプレーヤーに申告しよう。
同伴者が打数を数えてくれている場合もあり、そんなときに本当のスコアより少なく申告したとしたらクレームがつくかもしれない。そんなことが続くと「この人はスコアをごまかす奴だ」というレッテルを貼られてしまうこともあるかもしれない。
スコアの過少申告はルール違反
ゴルフルール(規則3-3b)では、ストローク競技のときにプレーヤーがホールについて実際よりも少ない間違ったスコアを提出した場合、例外はあるものの原則として競技失格となる。
それぐらい審判のいないゴルフにおいて「スコア申告」は慎重にしなければなない。
ただし、提出されたスコアが実際のスコアよりも多い場合は、そのホールに対して提出された多いスコアが有効となり、競技失格などのペナルティーは受けない。
マーカーの重要性
本来、ゴルフのストロークプレー競技ではプレーヤー自身でスコアはつけない。同じ組でラウンドするプレーヤーが「マーカー」としてスコアをつけ、ラウンドが終了したあとにマーカーがサインしてからプレーヤー本人に渡すことになっている。
受け取ったプレーヤーは、スコアに誤りがないかをチェックし、間違いがなければ自分のサインを書き入れて、スコアカードを提出する。
自分でスコアを付けるのはそれを簡略化したものであり、だからこそスコアのごまかしはゴルフでは許されないのである。
だから迷った時には、多い方のスコアを申告するべきであり、もし同伴者が数えていて申告スコアより少ないスコアが正しければ、その場で修正してくれるものである。
カウントを間違えない工夫
スコアを数えることが苦手な人は「カウンター」などの道具を用いて数えるようにしよう。
初心者でペナルティーのカウントが分からないときは、同じグループのベテランのプレーヤーに聞いたり、書きとめて置いて後からゴルフ場のキャディーマスター等に聞くようにしよう。
ゴルフ規則をキャディーバッグに携帯し、分からないときにはいつでも自分で調べるようにすることが最善である。
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※インターネットでゴルフ規則の全文がダウンロードできます。
公益財団日本ゴルフ協会(JGA)サイト
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rules.html
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