不必要な音を出さないゴルフマナー

自分では気づかないけど「声が大きい」とよく注意される人がいる。実は私も、そうらしい。
とくに大笑いしているときの声が外までよく聞こえているようで、「またあの人、バカ笑いしている…」などと影で言われている。

ついつい夢中に話し込んで、周りが仕事をしていたり電話をしていることを忘れて大声を出したりすると仕事の邪魔になって迷惑この上ない。
「シーッ！」で言われて、そこではじめて「ハッ。」と気づいて黙ることが多々ある。
周囲への配慮が足りていないと反省している。

プレー中に「フォー！！」以外の不必要な音を立てない

これは、ゴルフのプレー中にもたびたび見られる光景。

ゴルフで大声を出していいのは、唯一打ったボールの危険を知らせる「フォアー！！」の声だけ。この声は、その組全員で周囲に広く聞こえるように最大音量の声を出さなくてはならない。

しかし、それ以外では大きな声や不必要な音を立ててはいけないのがゴルフというスポーツ。他の人のプレーの邪魔にならないようにするのがマナーである。

他のプレーヤーの邪魔になる音を立てない

一緒にプレーしている人がショットしようとしている場面の近くにいて大声でしゃべったり笑い声をあげたりしてはいけない。
プレーヤーがアドレス（※ゴルフクラブを持って構えるゴルフスイングの基本動作のこと）に入ったら、周囲の人は動きを止め静かにボールの行方を見るようにするべきである。

また、前の組がティーショットしているときは静かに待つなど前後の組への配慮も大切なマナーといえる。

前の組がすでにプレーを始めているとき、自分たちと関係がないからといって大声で話したり笑ったりしてはならない。
自分たちがプレーしているときと置き換えて考えてみれば、周りの騒音が気になるということは誰にでも理解できるはずである。
周囲の組にも十分に気を配るようにしよう。

携帯電話のマナー

日常生活と同様に気を付けなければならないのが、スマートフォンなどの携帯電話の使用マナーである。
以前、人里離れたゴルフ場などは比較的電波が届きにくかったが、今ではつながらない不便さをあまり感じなくなってきた。

ただし、つながるからといってプレー中にいつでも自由に通話していいものではない。プレー中の携帯電話の使用は極力避けることがマナーである。

仕事の関係などのやむを得ない事情で携帯電話をコースへ持ち出す場合、必ずマナーモードにしておこう。クラブハウスのレストランをはじめ館内においても同様である。レストランで席についたまま電話に出て大声で話をするのはマナー違反。席を立って人気のないところで電話に出るようにしよう。
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