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コラム

ゴルフの「バンカー」って、どういう意味?

2014年7月16日 公開 / 2019年1月2日更新

テーマ:バンカーでのマナー&ルール

バンカーとは

ゴルフでいうバンカー(Bunker)とは、芝や土を取り去った窪みに、砂もしくは砂のようなものを入れて造ったハザード(障害区域)のことです。ハザード内では、ボールに触れたり動かしたりすることができないというルールがあります。
「バンカー」という呼称は、現代ゴルフ発祥のイギリスから広まりましたが、アメリカでは「サンドトラップ (sand trap:砂の罠)」の方が、一般的な呼び名となっています。

バンカ-の由来

「サンドトラップ」であれば、言葉の意味が分かりやすいのですが、なぜ「バンカー」と名付けられたのでしょうか?
まさか銀行員は関係ないですよね。
・・・・・

ゴルフ発祥の地であるイギリス北部スコットランドの北海に面したリンクスランドは、昔々から自然の牧場のようなところでした。そこには、海辺特有の強風を避けるために野ウサギが掘った穴や羊を避難させる窪地が数多く点在していました。

その穴や窪地が強い風雨により侵食し、形状の変化を重ね、その穴や窪地に浜辺から舞い上がった砂が堆積して、“天然のバンカー”が出来上がっていったと言われています。

低気温でとても寒いこの地方の家庭では、戸外に石炭貯蔵用の“穴蔵(あなぐら)”を持っており、それを「バンカー」と呼んでいたそうです。その穴蔵の名を当てはめて、この自然発生的にできた砂の窪みを「バンカー」と呼ぶようになったそうです。
リンクスランドの天然バンカー
野ウサギや羊が掘った穴によって、ゴルフがスリリングでドラマチックなゲームとなりました。
この砂地は、自然がゴルファーに与えた試練の場であると同時に、海の青と砂の白、そして芝生の緑という美しいコントラストの景観も与えてくれました。

バンカーのルールによってもたらされる大切なマナー

現在のゴルフ規則では、「バンカー」というハザードに対して様々なルールが設けられています。その中で最大の特徴は、『バンカーにボールが入ったプレーヤーは、ショットを終えるまで、手やクラブで砂に触れてはいけない』ということです。
ボールが入ったバンカーの砂の状態を調べたり、ボールを打ちやすくなるように砂を動かしたりすることはできません。
このルールにより、人が作った穴や足跡がたくさん残っていても、そのバンカーに入った自分のボールを打って外に出すまでは、砂を平らにならすことができません。
足跡だらけのバンカー
ようするに『自分のショットのために、自分でバンカーをならすことはできない』ということです。

そのため、ゴルフマナーでは、ショット後《バンカーから出る前に、プレーヤーは自分が作った穴や足跡はもちろん、近くにある他のプレーヤーの作った穴や足跡もすべて入念に埋め、平らにならしておくべきである》と明記されているのです。
また、バンカーの砂をならすには、《砂ならし用にレーキが使われるべきである》とあります。このレーキとは、英語で“熊手”という意味で、砂をならす道具のことです。
バンカーレーキの先

バンカー砂のならし方

バンカーの砂のならし方は、そのホールのホールカップの方向に向かって平行にならすことがマナーです。大きな凹みをレーキの歯の部分で荒ならしをしたあと裏側の歯の無い部分を使って最終的に平らになるようにならしていきます。

ときどき足を左右に動かしながら靴底でならすようなフリをしたり、クラブのソールでならすような格好をしながら、バンカーから出て行くゴルファーを見かけます。これでは規則でいうところの《入念にならす》ことはできません。
必ずバンカーの周りに置いてあるレーキを使用して砂をならすように心掛けてください。
足ならしとソールならし
ショット後、スタンスを取った足跡とショット跡をレーキを使って入念にならし、バンカーに入ったところへ向かって、後ろ向きに足跡を消しなが移動しましょう。そしてバンカーに入った位置から出るように心掛けてください。
レーキで砂ならし
ボールまでバンカー内を歩いて行くときに足跡をあらかじめレーキで均しながらボールのところまで行くゴルファーをよく見掛けます。自分の足跡をレーキで均しながらボールのところにいく場合は、単に足跡を均す「コースの保護」という目的だけで「砂のテスト」「ライの改善」と見なされなければ規則違反とはなりません。(裁定13-4/9)
バンカー内にレーキを置くときには、バンカーから出ずに戻ってきてしまったボールに当たりそうにないところにレーキを置くようにしてください。
そして、ショットした後、レーキでならしながらバンカーから出るようにしましょう。
砂の状態を調べるのでなければ、ショットする前でもレーキやクラブを砂の上に置くことができるので大丈夫です。

『バンカーを丁寧に平らにならすことは、次に来るプレーヤーのための大切なゴルフマナーである』ということをすべてのゴルファーが理解できたら、とても素晴らしいことですね。
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