浮気には、真実なんてない・・・・・

今日のテーマは本当は浮気相手の女性にも、聞いてもらいたい。
浮気の中には、真実何てないという事を。

これは、当たり前と言えば、そうなのですが、当事者は余り分かってないのです、
浮気中は妻に対しても、浮気相手に対しても、そうなのです。

よく相談者が言う事に「夫に改心してもらうには、どうしたらいいですか？」と聞かれます。

ここは、私は普段から「夫婦は話し合ってはいけません」という事に、掛かってくるのだけど
事、浮気問題に関しては話し合ってどうにかなるというものではありません。

それよりも、もっと先にしなければならない事は、浮気相手の存在を置いたまま、夫が反省をするはずがないということです。

では、その浮気相手の存在をどうにかしないといけないのですが、それは、千差万別です。
何故なら、貴女の夫が、どういう性格で、夫婦の事をどのように考えているかは、分からないから、その向こうに鎮座する浮気相手との終焉を、どのように作っていくか、何も分からないのです。

ここがパーソナルな部分ではありますが、その向こうにいる、浮気相手のタイプも、まだ何も見えてないのです。
また、そういう背景がある中で、貴女とご主人の関係性が、浮気をする前はどんなであったか？
そこも、考慮する必要があります。

だから、誰にでも、どこの家庭にも同じような、対策はとれませんし、まずはこれまでの夫婦の状態をお聞きして・・・・という事が、個々の問題に注目できるのです。

という事で、話を元に戻します。

夫から裏切られるというのは苦しいものです。
でも、実は、貴女の事だけを裏切っているのではないのです。

【夫は浮気相手の事も裏切っている】

貴女方夫婦の間に、離婚というワードが出てないなら、ご主人は、浮気相手に対しても、適当な事を言っている可能性があります。

そうなると、ある意味、貴女の夫は、浮気相手に対しても不誠実なのです。
もちろん、浮気の種類にもより、完全に二人が「遊び」と割り切っているなら、将来を誓いあう必要はない訳ですが、ある程度、その付き合いを続けようと思った場合、浮気相手に対しても、嘘でも誠実なふりをしなければなりません。

例え、妻の貴女と離婚をするつもりはなくても、浮気相手に対して、「僕は家庭が大事だから、君とは遊びだ」とは言えないのです。
嘘でも、浮気相手の方が大事と思わせないと、その浮気は継続できないのです。

【女性は比べたがる？】
女性という生き物は、比べるのが好きです。
浮気をされた妻は、不安を抱き「夫は私と浮気相手のどっちを愛しているのか？」と夫に聞きます。夫が浮気をするまでは、夫の気持ちは妻に向いていると疑わなかったのではないでしょうか？
比べる必要が無かった時は、何とも思っていなかったことですが、ライバルが現れた途端に、比べてしまうのです。

でも、本当の問題は「どちらが大事？」という事ではなく、愛する夫に認めて貰いたいのです。

浮気相手だって、同じで、貴女の夫が、自分の事を一番に思ってくれているか、計りたがります。
そして、浮気相手は、自分を求められている事に、愛を実感するのです。

その為に、妻よりも、浮気相手の方を愛していると言って貰わないと、その浮気は、続行できないのです。
そういう浮気相手をなだめながら貴女の夫は、シーソーのように、家庭にいる時は、家族を大切にする姿を見せ、浮気相手といる時は、浮気相手の事が、一番と思わせないといけないのです。

と、言う事は、貴女の夫は、浮気相手と一緒の時は家族といる時の自分を封じ込める演技をしているのです。
つまり、家族を大切にしているという自分を騙している事になります。

浮気というのは残酷な物で貴女の夫は周りに嘘をつきながら、自分にも嘘をついているのです。
これが、浮気は嘘をつかなければ、成り立たないという所以です。

人を騙すには、自分をも騙す・・・・・・・これが、浮気の構造です。
浮気をした事のない人間にとっては、理解不能の世界です。

そんな風に、演じ分けている夫に対し、「浮気相手と別れて欲しい」という議題で、話し合おうとしても
その議題にはご主人は乗ってこないのです。

しかし、その話し合いを拒否すると、空気が悪くなるので、その話し合いのテーブルに着くふりをするのですが、実はその場を如何に、短時間で切り上げるかが、ご主人のテーマなのです。

こんな風に夫の心情を私が代弁説明をすると、気の短い相談者は、心の中で若干イライラしながら
「じゃ、どうしたらいいのですか？」と思われるのです。

【夫婦の数だけ固有の問題がありあす】
ここは、何度も言いますが、誰にでも、どの夫婦にも通用するテンプレートはないのです。

ただ、共通して言えるのは、貴女が望む夫の話し合いの議題は、夫は最も避けたい課題なのです。

そして夫婦の思いがここでも交差しているので話し合いで、この問題を解決しようという姿勢は間違っているという事だけを、頭に置いて下さい。

今日、お伝えしたかった事は、浮気は嘘の塊。
裏切られているのは、妻だけじゃなく、浮気相手も嘘をつかれているのです。

貴女の夫は周りに嘘をつきながら、夫自身、自分をも騙しています。
真実の無い所で生きるって、とても苦しいのです。
浮気は、本当は楽しくない。
楽しくないのに、それでも続けている理由。

【苦しい不倫を続ける理由】

苦しいと言っても、100％苦しい訳ではありません。
楽しさ40％　苦しさ60％としても止められない理由がありのです。
それは、苦しみが上回っていても、40％の味わいが、どこか、夫が求める物があるのです。

一般的に、よく言われるように結婚より離婚の方が大変というように不倫も同じです。
始めるのは簡単でも、終わらせる事の方が難しいのです。
はじめる時には、何も無くても、始まった物には、思い出もしがらみも生まれるのです。

始まった物は簡単に幕は下せない・・・・

当然ですが、不倫をした事が無い妻にとっては、それは想像できません。
それが理解出来ない限り、不倫を終わらせて、というのは、単なる道徳の話になります。
それは夫にとっては説教のようにしかならないのです。
説教スタイルでは、何も変わらないと思います。

少なくとも、そのいう「芯」の部分が理解出来ないと、ご主人との心の中身に響くことは難しいのです。
そういう事だけでも、知って下さい。
では、今日はここまで。

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