後ろめたさ
夫婦問題でお悩みの妻・・・・
昔はブログであったり、サイトなどで色んなカウンセラーを探されます。それをネットサーフィンと言いました。中には厳しい意見を書かれているサイトや、妻の気持ちに寄り添う「癒し系」のカウンセラーや、色々な方が書かれている内容を吟味され、じっくりお決めになりました。
しかし、最近はインスタや、TikTokも、宣伝ツールになり、昔のブログやサイトのような文字に吸引力のある物よりも、視覚に訴えかける物に、お客様も直感的な選び方をされるというのが、主になっています。
と言う事で、私のようなコラムしか、お客様へのメッセージを届けられないのは、これから衰退していくのかもしれませんね。
でも、こうしたデジタル音痴の私と言う事は、それだけ人間は古いけれど、それだけ、色んな不倫や離婚、別居、とかの事例を沢山見て来たという事も言えます。
今、流行りの宣伝ツールを使えない古いタイプですが、こういう夫婦の問題は、多くの事例を経験し、
多くの相談のケースから、割り出した答えを持っているという事が、解決へ導ける事になります。
私はあまり占いとかは、よく分かりませんが、よく占いで「中国4千年の統計学」と仰るのですが、歴史というより、それだけ事例や文献、統計結果というのを基に答えを導き出すという事です。
よく占師が机の上の本を開いて、そこから答えを言われるように、相談者の条件を、その本の中に当てはめ答えを出すという事です。
私のカウンセリングの中では、そんな参考にする本はないですが、原因があって、結果があるという相談事例が沢山あって、その中で答えを導き出してきました。
「私の夫婦の問題は複雑で、他では聞かない難しい問題だ」と相談者は思っていられても、数多くの相談例の中には、よく似た、当てはまるケースばかりなのです。
つまり、相談者が、見えない夫の本音の中で、迷子になっているので、「解決不可能」というくらい、問題を複雑化していて、解決が困難なのでは、と解決の道を勝手に自分で閉ざしてしまっているだけで、
実は 解決が困難なのではなく、解決する手段を、難しいと感じて、断念しているという事です。
そのブロックを掛けている物の正体は、実は、浮気問題には直接関係ない事で悩んでいると言えます。
どう言う事かというと、問題解決以前の問題というか、浮気問題とは別の気持ちが発生することで、問題解決の目的を前にし、心にブレーキが掛かってしまう事なのです。
その一例を挙げますと
1、浮気相手と別れさせたいけれど、そんな事をしたら夫が怒るのではないか?
2、怒るだけならまだマシで、それをきっかけに家を出ていてしまわないか?
3、今現在でも、妻とは溝があるのに浮気相手と引き離すと、益々夫は妻の事を嫌いになるのじゃないか?
4.夫と浮気相手を引き離すには大金がかかるのじゃないか
5、妻が行動を起したら、夫はそれを口実に家を出ていくのではない?
ね?これって、浮気問題の解決には全く関係ない、妻の不安を言っているだけで、本当に浮気相手と引き離す事が難しいという問題とは、違う事を言っていませんか?
つまり、これって、これまでの夫婦喧嘩で、夫から脅かされてきた事ばかりなのです。
これは逆に言えば、それだけ、浮気問題に妻が、ガタガタアクションを起こされたら困るという夫の防衛本能から出た言葉なのです。
と、いう事は、アクションを妻が起こさない限り、「僕は妻を大切にするよ」と言っている言葉ではなく、この脅かしは、単に浮気をこのまま続ける為の脅かしなのです。
だからこの脅かしをまともに受けて、妻が何か我慢だけをすれば家庭が戻って来るという事とは別問題です。
脅かしと言う事は 言い換えれば、ご主人こそが恐れているから、妻へ威嚇をするのです。
要は簡単に通訳すると「お願いだから、このまま、文句を言わず、浮気を続けさせてくれ」というお願いなのです。
では、このまま、夫の言うとおりにさせて、夫が好きなだけ遊んで、気が済んだら、家庭に戻ってくるのでしょうか?
それは分かりません。
それは相手のある事だから、です。
浮気相手が妻の貴女以上に、貴女の夫に真剣かもしれません。
その相手の本音が見えない以上、「浮気はしても、男はいつか家庭に戻るよ」という神話を信じていても
現代はわかりません。
こんなに離婚率の高い日本で、そのハードルが下がり、浮気相手との時間が長くなれば長くなるほど
「縁」が生まれます。
縁は絆を生み、チームワークを固めます。
自然消滅を願うような消極的な事は「僕の浮気を見過ごして」と指をくわえて眺めておくだけになります。
私のこれまでの相談事例では、自然消滅は、とても軽微な浮気の場合です。
つい、魔が差した、とか、出来心や、お酒の上での失敗という軽い過ちの浮気は、自然消滅もするでしょう。
でも、相手の女性が、貴女の夫を真剣に愛し、独身人生を貴女の夫に賭けているような独身女性は、もう本気です。また、子供を抱え、生活を掛け、働いているシングルマザーなどは、最初、浮気は愛や恋と言う事から、始まっても、付き合いの時間が長くなると一家の大黒柱を求めるという事に変化します。
これが、「時間」です。
不倫をする二人に長い時間を与えると、二人には思い出が出来ます。
二人にも、絆が出来て、将来という夢を持つようになるのが女性です。
だから、時間を経てば、夫は飽きて家庭に戻って来るわ、と言う考えは危険なのです。
でも、その前に、心にブレーキをかけている事、上記に書いた1~5
これって、浮気の問題ではなく、夫の脅かしという手法ですから、ここを見誤ると、大きな失敗をします。
何も、脅かしに屈しなさい、とは言っていません。
でも、その脅かしの正体は、夫も恐れているという事を知って欲しいのです。
では、何を恐れているの?
自分の浮気を続けられなくなることです。
その根底にある本音に気付けば、夫の脅かしどうりにする必要はなりません
だからと言って、真っ向から夫に喧嘩を売れ、とも言っていません。
夫から球が飛んでくることが怖ければ、飛ばない位置にいるだけです。
何か問題解決をするには、水面下でやれないいだけです。
水面下で、夫からの攻撃を受けない所で作戦は、進めたらいいのです。
それを、夫に真っ向から、喧嘩を売るから、夫も妻を叩いておこうと思うのです。
同じ土俵で戦う筋合いのものではありません。
こうした理屈を知っていると、貴女は戦わなくてもいいのです。
今日は、ちょっと走り書きのような事ですいません。
では、今日はここまで。