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村越真里子

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村越真里子(むらこしまりこ)

Re;婚かうんせらぴー

コラム

出ていけという夫より「出ていく」の方が危険

2021年11月16日

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

私のこれまでの相談事例から考えると、価値観の違いなどで夫婦間に深い溝が出来ている事を除けば、別々に暮らそうという事にはなりません。
何故なら、色んな意見の違いがあってもそれは生活の一部であり、価値観が合わないと言ったところで、全面的に相手を否定していのではなく
相手のこの部分が合わないという事であって、生活を二分化してまで、価値観を合わせても、別々に暮らして、価値観を合わせる必要はない、
つまり価値観が合わないから、顔もみたくないという事であれば、別居も仕方がないですが、その場合の別居は決裂とか、和合を求める事を断念したという事になります。


その意味で、別居を夫が申し出る場合は、たいていその向こうに目指す相手がいるという事です。
何故なら人間は弱い生き物です。
妻の貴女も夫が出ていくとか、離婚とかを考えた時に、生活や子供や色んな事を頭をかすめても、まずは孤独になる事への不安です。
私は今、ひとりで快適に暮らしていますが、それでも結婚していた当時はどんなく苦労をしても、独りになる事はとても恐怖心がありました。
でも離婚をして分かった事は、そんなに孤独でもないし、一人分なら自分の事だけを考えておけばいいので、贅沢さえしなければそれなりに生活は出来ます。

では、結婚していた当時は離婚をする事の何をそんなに、恐れていたかというと、先にも書いたように、独りになる事が怖いのです。
それは 貴女の夫も同じです。
離婚をしてたった一人になるのは 怖いし、特に男性はなによりも体裁が悪い。その上で自分の身の回りの事も出来ないので、そうした過程を全部捨てて
新たに一人になろうとするときは、浮気相手とすぐさま一緒になれなくても、目指す相手かいるから、孤独ではないのです。

そういう意味で、別居や離婚を夫が口にする時は、心の中に誰か女性が居て、少なくとも孤独の道へ進んでいこうとはしていないという事です。

しかし、中には離婚をして一人になりたいという男性がいます。
それは 結婚してみて、結婚という制度が余程不便や窮屈に感じた人なら、独りになりたいと思うでしょうが、妻に衣食を面倒みてもらう生活があって
それでもりこんだ別居だという場合は、一緒に暮らせない何かがあるのか、又は余程の変わり者で、孤高の生活を求めちゃったということです。
だから、たいていりこんや別居を口にするおっとがいるなら、あ、他にだれか目指す人がいるな、と浮気の発見に力を注いでほしいのです。
または、何か自分の事に口出しされたくない夫が妻をうっとしく思い黙らせる為に、離婚や別居を言っているだけですから、脅かしです。
要は「黙れ」という事ですから、ちょうどいいじゃないですか、黙って夫の浮気の尻尾を掴む事に妻は尽力しましょう。
では今日はここまで.

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