不倫保険?
よく、「私って自己肯定感が低いんですよね」と仰る方がいます。
はて、自己肯定感って、どうやって生まれるのでしょうか?
「自己肯定感は自分が自ら生み出すものではなく、人から与えられるもの」だと思います。
これは私のメンターの書かれていた投稿の引用でもありますが、私も賛成です。
もっと、冒険して言えば 「貴女の応援者、賛同者はネットの中に居る」とさえ言えると思っています。
投げやりに聞こえたらごめんなさい。
貴女が一生懸命、夫に自分の胸の内の理解を求めても、恐らく共鳴する人はネットの世界に居ます。
そして貴女の努力や、苦労は、たった一人の夫よりも、同じような問題を抱えるネットの声の中で報われる事が多々あります。
でも、本当に認めて欲しいのは、夫かもしれませんが、あなたの自己肯定感を減少させるそもそもの原因がご主人との関係性にある場合もあります。
そこで、少し角度を変えて考えてみると、そもそも自己肯定感って、どうやって生まれたり、失ったりするのでしょうか?
それは自己肯定感って何もなく発生するのではなく、何かの問題があって、それがクリア出来たり、努力が報われたりの成功体験がそれを生む事もありますが反対に、一生懸命努力したにも関わらず、報われなかったり、逆に、パートナーに否定されたりしたら、いっぺんに自己肯定感は崩壊します。
夫婦の間に色んな問題が生じても、結果的夫には届かないとなると、妻の失意は目に見えます。
そこで夫との関係修復を求めても、夫には届かないという体験が、妻も成功体験を失わせ、自信も失わせます
それが自己肯定感を低くしていくのです。
こうしたパターンを見ていくと、自己肯定は、自分でつくるというよりかは、人から認めて貰えて、その成果が自己肯定感と呼べるものが多いと言えます。
それと少し種類の違う物に「承認欲求」と言う物がありますが、これは夫婦においてはパートナーが認めてさえくれたら、それで成立です。
もちろん社会的な活動をしたり、多くの方のお役に立ったり、注目を浴びたりというのは承認欲求の基本ですが、小さい「個」という単位でいうと、身近な人に認められたいという事ですから、それがあって初めて、自己肯定感が生まれる訳です
だから、「自己」と言う言葉を使う割には、それを生むのは、「相手」という事になります。
そこで、貴女の「相手」は誰かというと、当然夫という事になりますが、夫は誰を「相手」としているかというと
浮気をしている場合に限って言えば、その相手は浮気相手という事になります。
夫は浮気相手に「素敵な上司」と思われたいだろうし、同僚なら「仕事が出来る男性」という風に、浮気相手の目にはそういう男性像として映りたいのです。だから、こういう状態の時には、得てして夫婦の間に隙間風が吹きます。
何なら、その隙間風のせいで、夫の風当たりは妻に、冷たくさえなります。
そして、貴女の浮気を止めて欲しいという言葉は、夫にとれば人の恋路を邪魔するものだから、貴女のその攻撃心を弱めておかなければ、貴女が元気よく、邪魔をしてきたら困るのです。
その為に貴女の体力、気力をもぎ取る為に、妻を凹ますような人格否定のような事を言ったりします。
これをまともに受け止めて、凹んでいたら、自己肯定感などは、失って当然なのです。
と、いう事で、自己肯定感を高めるも、低くするも、相手次第という事になります。
だから、自分の努力で何とかしようと思わずに、貴女の尊厳は、貴女が自分で評価するればいい。
貴女の値打ちは、貴女が決める。
夫という「他」からの評価の影響を受けないように心がける事をお勧めします。
本日のテーマ「自己肯定感は作るのではなく与えられる物」と書きましたが 解釈を間違えないようにしてください。
自己肯定感は、自分で生み出す事も出来る反面、簡単に人からも叩き潰されます。
与えられる物というのも、本当の意味は、自分で作り出す物以上に、人からの評価が、幸せ倍増です。
そういう意味で、本物の自己肯定感は、周りからの応援や評価があってこそ、生まれる物という意味であって、
自分だけで、生み出すものでもないという事です。
では今日はここまで。