芦田愛菜ちゃんの「信じるとは」Vol,2

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

昨日書いたコラムで、芦田愛菜ちゃんの「信じる」という事への考えが素晴らしいと感動したとお伝えしました。
(昨日のコラムをお読みじゃない方は、出来ればお読みくださるとうれしいです)
その中でも、特に皆様と理解を共有したいと思ったので、今日も書きますね。
今日書くことは 実業家の前田裕二さんのコメントで語られていたことの受け売りですがお読みください。
彼は哲学者であるプラトンの説を用い「愛菜ちゃんが全く同じこと言っているなと思った、びっくりした。」と言われていました。そして愛菜ちゃんは、彼女の年齢で、「揺るがない自分がいるということが信じられることなのかなと思った」と述べ、この領域の理解をしている事は、凄いと絶賛されていました。
特に前田裕二さんが例題としてお話された事は分かりやすくお話されたので、ここに書きますね。
プラトンが唱える説で、 「人間の個別の、今、見えていることだけじゃなくて、それだけでは理解出来てない。色んな側面がたくさんあって、だからその人の全体というのがもっと壮大なもので、知らないところがあるんだよ。知らないことが出てきた時に、そこで裏切られたと思うんじゃなくて、そういう側面もあるのかとどんどん、イデアが形成されていく…」という話ですが、昔の哲学者がたどった道を16歳の芦田愛菜さんがたどっていて、思考力がすさまじいなと言われています。
例えば、人はリンゴを紅い物と日頃は感じています。
でも、中には黄色いリンゴや、黄緑のような青いリンゴもあります。
それが、自分がリンゴを食べたいな、と思った時は、口も頭も赤いリンゴを思い浮かべていますが、ここで、目の前に黄色いリンゴを持ってこられたとしましょう。
そうなると人は、視界の中の物を信じられないという感情を持ちます。
何なら、赤いリンゴを貰えなかったことに、裏切られた、騙されたという感情を持つことが多いのです。
でも、リンゴは赤いものという決めつけは、自分の認識であって、リンゴを持って来てくれた人は、騙してやろうと思ったわけではないという事です。
つまり、自分の認識をしていない現実が起きると、騙された、裏切られたと感じるものですが、これも、認識が狭かったのか、または、少しくらい期待の物と違っても、大きく分けて、リンゴの種類なのだと、いう捉え方が出来ないのです。
これは、夫婦の事にも言えるのであって、妻が望まない事態が起きたとしても、それは直ぐに裏切った、騙したという事ではなく、そういう面が夫にはあったのか、妻のキャパシティーを考え、隠していたのか、は、分かりませんが、最初から騙してやろうと思う人はいません。
でも、結果的にだましたようになることはあるのです。
貴女が知らなかっただけかもしれません。
そんな風に考えると、悪気はないという結論になります。
だから、夫のオイタを許せと言っているのではないのです。
相手を恨んで、知らなかったと嘆いても、あまり得策とはいえないのではないかと、思うのです。
と、いう事で、当方に相談を来られる方へも、申し上げたい。
妻が考えてもいなかった事は、夫の裏切りイコールではない。
妻が認めたくない現実でも、それは紛れもない、ご主人の人物像の一部なのだと、覚悟を決めたから
その次の行動が決まります。
信じられないと嘆いているのは、何も進みません。
今日は、信じる、信じないではなく、また、裏切った、騙したでもなく・・・・
これが、今の現実なのです。
では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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