夫婦は話し合ってはいけませんVol,5
実は私の知り合いも離婚をする夫婦が何組かいます。
特に、この4月と言うのは、ネックで、子供の学校や、夫の単身赴任など、ある意味何らか人間の移動が一番盛んな季節です。
これまで、仲良くお付き合いをして来た夫婦が、ここ暫く会ってないなあ、と思うと、急にはがきが届きそこには転居届け、とあります。
その中に、「この度,私達夫婦は別々の道を歩く事にしました」とも、直筆で書き添えてあります。
急に離婚の知らせを送ってくる人ほど、離婚のりの字の気配も無かった夫婦です。
そんな時、何故、気づいてあげられなかったか、悔やまれますが、それは私の傲慢というもの。
相手は、人には分からないように、聞かせないように、さっさと決めてさっさと引越しまでを済ませてしまっているのですから、気付いていなかった私は、むしろその方が友人は良いのだと思います。
私と言う友人がありながら、と言うよりは、人生の大事な事は、自分で決めて自分でさっさと処理する人なのだと思います。
だから、そういう人にとれば、どんな事も、人の意見を求めるというスタンスでは生きていないという事ですから、私が知らないでいた事はある意味、友人の希望だったと思います。
そんなこんなで、実際離婚をする人と、しない人との違いを考えてみたら、結局問題がない家庭はどこも無くて。たいていの家庭では離婚寸前の爆弾を抱えている家はざらにあります。ただ、その爆弾に着火させないだけという事です。
そういう意味では、離婚する夫婦と、しない夫婦の違いは、離婚をする事情が重大か、軽微な問題かにはあまり関係ないように思います。
常に夫婦喧嘩をしている夫婦は、常に爆発の可能性があります。爆弾を抱えている夫婦にとって、妻が着火マンになって、常にはらはらしているため、夫も家庭では落ち着きません。
「俺には居場所がない」とか「一人になりたい」という夫は、この爆弾がいつ爆発するかも、わからないから、生きた心地がしないのです。
その上で、妻が常にキレているとしたら、夫は逃げ出したくなるというのが一人になりたい発言の理由です。
私の友人でも、ぐずぐず言いながら、寄り添っている夫婦と、急に離婚発表をする人との違いはなんだろうか?と考えたところ、どうやら妻が黙って耐えているけれど、妻が我慢強いところが危険なようです。
要は問題を抱えながら、耐えに耐え、口を開いた時には離婚の決意がゆるぎないと言う方が、私の知らないところでさっさと離婚をしているようです。
これまでの私の見解では、ぐずぐず常に夫の不倫の事を責めたり、嫌味を言ったりしている夫婦が離婚になるケースが多いと考えていましたが、これは、私の相談業の中で出会う妻のタイプです。
私の友人というグループに限って言うと、誰にも相談しないというより、知人の私には相談しないという方が正しいかもしれません。
何故なら 私の仕事は、相談を積極的にしてくださるタイプの方を、私が求めているからそういう方と出会うわけで、私の友人はその逆のところに棲むタイプです。
確かに、私も周りには何も相談せずに離婚をしましたし、問題そのものが、人に相談してどうこうなる事ではなかったのです。
しかし、やはり浮気問題という事に限って言うと、離婚は回避できる方法も可能性もあるので、対策をとれる以上、やはり、離婚はしないに越した事はない。
その為に、それを一緒に考えてくれるプロがいるなら、一度は相談してみた方がいいとおもうのです。
そして、よく私に「先生は離婚を決意できた理由は何だったのですか?」と聞かれます。
でも、私の離婚は、ここで書いているようなテーマ?ではなく、その時は急に訪れました。
だから、何とかできるとかの猶予はない離婚でしたので、皆様の参考にはなりませんから、ここは割愛しますね。
と、いう事で、離婚になった夫婦と、持ち堪えた夫婦の違いはと言うと、事、浮気問題においては、本丸に手をつけないで、いつまでも夫に言葉で、誠意を求める妻。
これが離婚になるケースが最も多い。
苦しいからこそ、夫に気持ちをわかって欲しいという思いで夫に訴えるけれど、それが結局夫婦の距離を空けてしまいます。
苦しいからこそ、夫に浮気を止めることを約束させようと、責め続けたら夫は適当にやり過ごそうとなります。
つまり、浮気の進行具合にもよりますが、例えそれが妻であっても人から言われて止めるくらいなら、最初から浮気なんてしません。
そういう意味で、妻は話し合いをしたいと思うだろうけれど、話し合いは浮気問題に関しては百害あって一利なし。
そこを解った上で、生活をしないといけません。
全ての夫婦が仲良く暮らせる方法は、ありません。
でも、浮気問題を抱える夫婦に共通して言える禁じ手はあります。
それが話し合いです。話し合いは問題を深海にはめ、こじれさせます。
全ての夫婦が仲良く暮らせる方法は知りませんが、話し合いをこじれさせてはいけません。逆にそれさえしなければ、そこそこ夫婦は長持ちするでしょう。
離婚を避けたければ、この禁じ手だけは守って下さい。
夫婦の修復なんて、もっと先の話です。
では今日はここまで。
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