直感を大切にしよう。

2018年2月3日

テーマ：ムラコシズム、つぶやき

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

直感を大切にしよう。
いろんな選択肢の中で、直感というものにまじりっけのない清さを感じています。
長いこと、生きていて、学び以上に、直感ほどピュアなものはないと思います。
私の中では「きなくさい」という感覚ですが、それが発展すると、「怪しい」という感覚になります。
若い頃、あるビジネスに誘われ、それを推し進めるセミナー会場で、講師と共に、そのビジネスを推薦するという事で、弁護士が同席していました。
世間的には職業で言うと、医者、大学教授に並び、弁護士は信用度、抜群の職業です。
そのセミナー会場は、大いに盛り上がり、多くの人達が　そのビジネスに参加しました。
でも、その弁護士を見たときに　私は胸がザワザワしたのです。
直感というものです。
それで、ネットもあまりない時代でしたので、弁護士登録があるかどうかを調べました。
そしたら、最近、依頼者の預け入れ金を着服し、弁護士登録を取り消された弁護士でした。
私にはそういう知識はありませんでしたので、直感しかありません、「とにかく怪しい」と。

そんなこんなで、そのビジネスは、その先、結局多くの人のお金を持ったまま主催者はそのビジネスは消えてなくなったそうです。
また私が高校生の頃。
私のとても可愛い友人女性が、25歳くらいの男性に騙されようとしていました。
今なら、プッと笑ってしまう話ですが、その頃の私達はとても純でした。
ある意味、友人女性は純で、私もある意味純でしたから、その男性の怪しさに違和感があったのです。
その友人が　ある男性のまさしく餌食になろうとしていたとき、私はこの男性の嘘を瞬時に見破り、その男性を追いやりました。
そこには何もマニュアルなんてありません。
ただ、「怪しい」と思う感触だけです。
人に対する違和感、怪しさ、疑わしさ、それは感触しかありません。
その人を取り巻く条件。
良い大学を出たとか、親がしっかりした職業の人だとか、既婚者か？
高収入と告げながら、お金を貸してという人。
お金を貸したら、期日が来ても返さない理由は、又貸しをした人が返してくれないからという人のせいにする人。
残業残業と、帰宅が深夜なのに、いっこうに残業手当が増えない人。
未公開株をあなただけに先に公開するという特権
ネットワークビジネスで大金を儲けたと豪語しながら、自分の仲間にコーヒー一杯もご馳走しない現実。
この商品で夢の立地生活をしていると貯金口座と残高をネットで公開する人。
仮想コイン・・・・仮という字がついているだけで、私などは怪しく感じます。
それらに違和感を感じたときはあなたの感触を大切にすべきじゃないかな？
ご主人の、何かに嘘を感じるとか、何か不誠実だとか、今まで感じていたものと違うとか？それには教科書はありません。
でも、何か、違うと違和感を感じたとき。
それを解明するのが、不安の解消になります。
疑う事は悪いことではありません。
医学も追求と研究は不可欠で、それがあるから新薬も作り出し、病気を治せるのです。
盲目的に「不安はいつか無くなる」と信じるのを「お祈り」と言います。
あなたの「変だな」という感覚を大切にし、違和感に蓋をしない事です。
では今日はここまで。