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Mariko Murakoshi 

夫婦の問題を解決する専門家

Mariko Murakoshi (まりこむらこし)

Re婚かうんせらぴー

コラム

今日、驚いた事。

2017年6月23日

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

当方に来られる方は、夫婦の問題、特に夫の浮気に苦しむ方が殆ど。中でも、その浮気相手と切れずに悩むのは、妻も含め、当人の夫もなのです。でも私からすれば、困るなら、嫌いになるのではないかと考えますが、世の中には『痛し痒し』と、いう言葉があるくらいで、痛いから苦痛なのではなく痛痒いという、混ざった状態でもあるのです。
同僚などの不倫の場合は、
『会社に言うわよ』『奥さんに言うわよ』と、脅され、別れられないのです。
なんなら、騙されたとして、浮気相手から慰謝料を請求されるくらいの話にヒートアップし、ヒヤヒヤしながら付き合うのです。
しかしこんな事を言われて、夫の熱が冷めていけばいいのですが、これは交渉なのです。
浮気相手の女性は、貴女の夫に交渉をしているのです。
でも交渉と書くと、何かしらお仕事のような、駆け引きのように感じられますが、実は
その駆け引きは、心地のよいものでもあるのです。
そして、二人の付き合いを隠すという、ここから二人の共同作業が始まるのです。
秘密にする為、益々水面下に潜り、チームワークを持つようになっていくのです。
しかし辛口の交渉だけでは、長続きしないのは分かっていて、時には飴も与えてくれるのです。
時には、可愛く甘えたり、2人っきりで過ごせる旅行に行きたいとかおねだりするのです。
つまり飴と鞭の使い分けです。
ご主人にとっては浮気相手の脅かしは困る事と考えていても、時には、可愛く甘えられたりすると、つい鼻の下を伸ばします。
そういう事で、拗ねたり、泣いたり叫んだりして、その結果、おねだりでさえ、女の武器にしてしまうなら、真面目な妻は太刀打ちできません。
何故なら妻は真面目なのですから。上記のような不真面目に生きている浮気相手の考えていることは、妻の貴女から見ると何を考えているか、分かりません。
夫が浮気相手におぼれ、妻が真面目に夫を取り返そうと真面目に奮闘しても、ちょっと脅かしたり、ちょっと甘えたりする愛人の方に夫は鼻の下を伸ばすのです。
こんな性悪オンナに負けてたまるかと思っても、夫は、真面目よりも性悪を取るのですから、始末が悪い。
浮気相手の女性は、あなたの夫の人生を踏み外させても、平気な顔で、おどかしたり、ゆすったりしています。
浮気相手の相手の女性は、脅かしているつもりはなくても。無意識でそういう事が出来てしまうのです。
中にはもっと悲しい不倫もあるのはありますが大部分の不倫は、意外と何も考えていない。
浮気相手の女性も、その相手である貴女のご主人も、結局あまり物を考えてないという事になります。
自分の彼を困らせるような事を、平気で言ったり、時にはそれも武器として使うのです。
普通の思考回路の妻には考えられないです。

そこで、ちょっと、暇に任せて、PCのキーボードをポチポチ叩いて、雑学。
『強請る』と、書いて、『ゆする』と読みます。
そして、もう一つの読み方、それは『ねだる』と、読みます。

ジャジャーン!
驚きです。
ゆするとねだるは同じ字だったんですね。
愛人とかが使う手法。
一見ねだるという可愛い言葉と、ゆするという言葉は、同意語とはいいませんが
同じ漢字だったのですね。
浮気相手の立場の女性は、これをうまく使い分けていたのです。
文字通りの飴と鞭。
妻が苦しんで真面目に白か黒かを考えている間に、他所では、白と黒をミックスして、グレーを実践してるのです。
こんなことは、不倫を経験したことのない妻がいくら考えても、分かるはずがない。
理解を超える世界なのです。
たから、妻の立場で愛人側の事を事を想像して、『信じられないわ、妻の私だったら』と、言っても無駄なのです。
何故なら、妻が考えるのは、どれだけ考えても結局妻の立場からの意見であり、経験則のない話です。
だから、『私が彼女だったら』と、考える事は、意味がなくナンセンスなのです。
ちょっと、自分流の考えを捨ててみると、もっと色んな側面が見えてくるのかもしれません。
では今日はここまで。

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