夫婦問題、予防策

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

お客様 各位
いつも 私のコラムをお読み頂きありがとうございます。
また、実際にカウンセリングを受けに来られた方は、自身の見解とは全く違った観点からのアドバイスに驚きと感謝の言葉を頂きます。
それらすべてを【お客様の声】に載せられたらいいのですが、個人的な内容も含まれる為、
中々、公表できませんが、今現在、真っ暗なトンネルの中で何も見えない方が、一筋の光という出口を見つけられたという声や、実際怖くて、ただ将来を恐れるだけだった方が、一歩踏み出せたというお声を頂きます。
本当は そういう生の声が、仕事的には宣伝になり、私の宣伝活動には効果的ではあるのですが、何よりも、他の方への「相談結果、どうなった」という励ましになると考えています。
しかし、残念ながら宣伝効果というより、個人情報の守秘義務から、公表はしません。

宣伝が下手な私です。
そして、最近、カウンセリングに来られた相談者から言われた事に、ちょっとショックを受けました。

「もっと怖い人だと思ってました」と。
ガ~ン、ショック!!

確かに自覚はありました。大阪のおばちゃんは怖いと。
しかし 時々言われるのは、おばちゃんではなく、オッサンだと。

ま、結局、その怖い原因は「声」だと分かりました。

私の声は、太いのです。
そして低音です。
身体も太っちょですので、重低音です。
特に朝の声はひどい。
中には 男性だと思ったという方がいるくらいです。

そういう事でお電話に出るときは、ワントーン声を上げて話すのですが、
それでも時間が経つと低い声がばれてしまいドスが効いているように思われるのです。
気が付けば 私って恐らく一生、か細い声って出せないのかなと思います。
多分、これまで【キャー】と言った事がない。
お化け屋敷に入っても、お化けが出てきたら「何すんねん」と叫んでます。
ジェットコースターに乗っても、【ワオ~】です。

でも、実際にお話をされた方は 私の「気は優しくて力持ち」を分かって下さるようで、
最終的には、結果さえよければ良いわけで、最後は、お喜びの声を頂くということです。

でも私はそういう方の声を紹介する訳にはいかないと、いう宿命の仕事をしてますので、
お客様の声が少ないという事です。
トホホ・・・

実は 相談に来られた方に、私から、お電話を掛けたりはしません。
つまり 私のような所に相談をするという事自体、夫にばれてはいけない方もいます。
また 私が相談者様の周りにどういう方がいるか、分からない状態で、連絡をするのも
怖いので、私からは連絡は取らない事が原則です。
ですから 相談後の結果がどうなったかは、気にはなっていますが それを聞くために私から連絡はしませんので、過日に、感謝のお手紙を頂戴するのは、本当にありがたい。

中には、離婚が免れないくらい重篤な夫婦が、離婚を回避したというお手紙を頂くとホッと胸をなで下ろすのですが、中には上のお子様と随分年齢の離れた子供を授かったと、写真の着いた年賀状を頂くと、正月からウルっとしてしまいます。

怖い声のおばちゃんだって、優しい心は有るんだぞって・・・・誰に言ってるんだろ、私。
何が言いたいかと言うと、みんな悩みを抱えている人は、自分ひとりと孤独です。
でも、私のサイトには、多くの悩みを抱える人がいるんですが その方同士で
友達になってもらうわけにもいかない。
しかし、貴女と同じ気持ちを抱える人は大勢いて、あなた一人じゃないのです。
だから、なんだと言われたら 人は人ですから、所詮は人は自分一人である事には変わりはないのです。
でも貴女が自己流に出している結論は、窮地に追い込まれた貴女の狭い知識なのです。
だから、ここで夫婦問題を乗り越えられた方の声は、「目からウロコ」だと思います。
では、そういう方々と、同窓会を組めるかというと、そういうコミュニティーを私が組むことは 私から呼びかけないといけないので、連絡が出来ない以上、それぞれが巣立って行ったと考えてます。

だから 去る者は追わず、ではないですが、去る者は嬉しく見送るという感じです。

あ、そうそう、以前イベントをしようと企画した時、ゲストに、離婚と結婚を繰り返した堀ちえみさんを呼ぼうと考えました。
しかし結果的に、それはやめました。
ある情報筋からのアドバイスで、堀ちえみさんは、離婚をしても、その事を語る事はしません、と。
つまり、もう以前の結婚は「卒業」という概念で、前を向いているということで、過去を振り返る事はしないだろうという事になりました。
確かにそうですね。
前を向いているというより、そういう方は
前しか向いてないのでしょう。
だから、あえて離婚の事や過去の夫婦関係の事を話すような企画にはイエスとは言わないだろうと、このイベント企画はしませんでした。

よく 相談者が聞かれることですが、「村越先生の見てきた過去の事例として、私のケースは、よくあることですか?」と言われます。

でもこれは、たくさんあることだから、多数決の多い人数の方に入れば安心できるという考えです。

しかし 100件の相談を受けたとして、99件離婚し、1件だけが離婚を免れたとしたら
その1件の人に取れば「あそこに相談したら離婚は免れる」という、その人にとっては100%なのです。
でも99人の多数派に入ろうが、1人派に入ろうが、結果が自分にとっての100%なのです。だから人数が多いとか、ケースが多いという事は何も参考にならないという事です。

何が言いたいかと言うと、最悪の夫婦関係の人でもあきらめないで、真剣に一歩、踏み出す勇気がある人は、少なくとも努力しなかった人とは結果は違います。

反面、誰もそうだ、という多数派に入っても、何もしなくて亀のように首をすぼめている人にはそれだけの結果しか訪れません。

絶対、世の中は、やった人と、やらなかった人とは、結果が違うと私は信じています。
怖がっているだけで、嵐が過ぎるのを待つ事で、何も被害がないなら、台風が来てもじっとしれいればいいのです。

でも、天災ではない、人に起きる出来事は、人災で人が予防をすれば防げる事はあるのです。
全く何もないように、免れるとは言いません。
しかし、きっと予防をすれば最小限に被害は抑えられるはずです。
科学や文化といった難しい事でも、最初は人の知恵です。
分からない事を解明し、解決するのが、医学や化学の考え方です。
分析をするから、解決策も生まれます。

貴女は、何故冬になったらインフルエンザの予防接種をしますか?
それは、インフルエンザに掛からないようにするためですが その前に、そのインフルエンザの種類を毎年研究し、その抗体を作り出す事をしている医療関係の方には頭がさがります。
一つ、解明しても、一生風邪をひかないなんて保障はありません。

よく相談者が、「今の夫の浮気相手と別れさせても、浮気症の夫はまた浮気をするのではないでしょうか?」と、問われます。

そうです。
今、何もしなければ、きっともっとひどくなります。
浮気をするか、しないかと言うと、
「きっと浮気はします」と思うのです。

ここで、貴女が本気対策も取らず、何もしなければ夫の浮気はどんどん酷くなります。
でも、それを退治したところで 一生、浮気をしないという事はありません。
何故なら、浮気は、出会い頭の事故のような部分もありますから。

しかし、一度でも、車の事故を起こした人は、もうこりごりと思います。
夫の事故という浮気に本気で妻が怒ったら、夫はその時、妻を怒らせたらどうなるかと、学習すれば、事故と同じで、少しは法規を守るようになります。
要は、何もしないでいると、学ぶという事もしませんが貴女が本気で、浮気撲滅作戦に取り組むなら、この先は、事故を起こした時とは、まったく同じではないのです。
それでも、何度も何度も同じ事故を繰り返すとしたら、申し訳ないですが、
「本物のアホ」ですわ。
その本物と、貴女が一生、添うなら、それも一つの選択ですが、価値があるか、ないかはやってみないと分からないというより、貴女がこれまでも何もしなかったから、ご主人は貴女を舐めて、世の中を舐めて、仕事を舐めて・・・・それは今の仕上がりです。
貴女がそうしたとは言いません。
でも、何度も浮気を繰り返してきた夫だとすると、それは今まで本気で誰にも叱られた事がない裸の王様に仕上がってしまったということです。

あなたが怖がっているのは何でしょう?
暮らしを…夫婦を・・・・結婚生活を…失うかもしれない恐怖ですか?
それを恐れるあまり、夫に従順になる事が、結婚生活を長らえられますか?
それとも、貴女は勇ましい方だとしたら、いつもいつも、夫の言動に注意をしていて
何も言ってこなかったという事ではないと、自信を持っていたら、それは間違った方法の注意勧告です。
つまり、あまり効いてない、まちがった抵抗方法です。

もう本当の的確なインフルエンザの予防注射をしなくちゃ、単なる「風邪」の薬では効かなくなっているのではないでしょうか?

妻だったら、夫を尊敬したいでしょ?
夫婦の愛って、信頼と尊敬だと思います。
貴女は、夫をどうしたら信頼できるかと問う前に、本当に信頼に値する夫かどうかです。

浮気も、お金の使い方も育児も、全部好きなようにさせて、貴女は本当はそれに不満を持っているはず。
それなのに、夫を尊敬して、信頼したいなんて、無茶というものです。
では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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