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村越真里子

夫婦の問題を解決する専門家

村越真里子(むらこしまりこ)

Re;婚かうんせらぴー

コラム

裁判とか調停とかの考え方

2017年3月19日

テーマ:大変だ!夫婦の緊急事態発生

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

最近のニュースって嫌だなあ~
籠池理事長の関西弁。
関西の人が皆、あんな感じと思われたくないぁ。
何か嘘つきと、関西弁が何かセットのように思われたら、嫌だなぁって感じながら、ニュース画面を見てます。

そういえば、関連することですが、安倍総理ですが、心理学者が、答弁を見ていて、非常に冷静さを欠いているといわれていました。
森友学園に安倍総理の名前で100万円を寄付したとかしないとか。
それを国会で問われて答弁をされる場面をみて、とても早口になるのを、やはり安倍総理でも、疑念をもたれるとそれを弁明するような構図は苦手なのだと、と感じます。

人は、突っ込むのは得意なのですが、突っ込まれると、別に疚しいことが無くても、不思議とうろたえるのです。
これは皆さん、ご存じないかもしれませんが、裁判ってそういうところがあるのです。
裁判し掛けた者勝ち。
先制攻撃と言う言葉があるように、やっぱり、一歩先に出たものが、優位に立てます。

ここに、特に何という事のない暮らしをしていた友人が、居ます。
その人は、特にイケメンと言う事でもありませんが、人当たりのいい優しい男性です。
その人がある日突然、婚約不履行で、訴えられたのです。
訴えた女性は、何度かある団体の集まりの中で、知り合い、言葉を交わすようになり、
集まりがある度に挨拶程度の会話をしていました。
その訴えられた被告は、仮にAさんとしましょう。
そして訴えた原告は B子さん覚えはなくその前にAさんは妻子もあり、家庭を持つ既婚者です。
そのAさんがある日突然訴えられたのです。
そして そのB子さんはAさんを相手取り、婚約を破棄されたとして、150万円の損害賠償を請求してきたのです。
皆さん、ご存知のように 男女の婚約というのは、今は結納などのように日時や金額を証明できないため、口約束をどの程度信憑性があるかを、証明しないといけません。
B子さんは、あることないことをでっち上げ、自分は妻子あるAさんに騙されたというわけです。
あるという話は真(まこと)しやかに饒舌に話すことは出来ますが、何もなかったことや、悪意のなかったことは
無いものはないとしか言えないので、饒舌に臨場感を持って話せるB子さんには負けるのです。

そして結局、「無い」というものをAさんは必死で無い事を証明したので、150万円は払わなくてよくなったのです。
でもそれには、何の謝罪もなくB子さんの訴えは取り下げられました。
しかし、これは取り下げられたというだけです。
Bこさんの弁護士も。「じゃ、そう言う事で」と 退散しただけです。
しかし、話はそれからです。
また、今度は「お金をAさんに貸して返して貰えない」と言って 返金の裁判をかけてきたのです。
もちろん、そんな事実はありません。
また それをAさんは 通帳を用意して、振込みもして貰ってないし、お金の動きが現金のやりとりもなかったことを証明しなければ
ならなかったのです。
B子さんは恋人同士だったから借用書なんて何もないと言う事をいい貸した履歴は何もないとばかりに言います。
そこで、またもや、Aさんは借りてもいないし、経済状態も悪くないことを立証させたのです。
そしてB子さんの弁護士が、ようやく口を開き、「Aさん、何も取られなくてよかったね」と言ったのです。
Aさんは、とても白けてました。
要は勝手に申し立てられ、汚名挽回するためにAさんは頑張り、B子さんは何も取れなかった、という事実だけが残ったのです。

これって何なんでしょう。
災難を浴びたほうが証拠をもって証明するなんて、本当に貰い事故と同じ。
あ、ちなみにもうお分かりかもしれませんが このB子さんは少し、精神を病んでいると思うのです。
でも裁判では刑事事件じゃないので、精神鑑定なんてしません。

Aさんは勝手に訴えられ、何もない事を一生懸命証明し、その努力のおかげで、「何もなくてよかった」って
世の中、間違っています。

今日は何がいいたいかと言うと、実は家庭の中でも同じようなことが起きています。
夫が浮気をして、急に妻を悪者にして離婚を迫ってきます。
妻は子供にばかりかまけて、夫を大事にしなかったとか、家事をきちんとしなかったとか、とにかく妻をいじめにかかり、
その結果、離婚をしようと、迫ってくる夫が少なくありません。

何も悪いことをしてないのに妻が、突然、諸悪の根源のように言われ、夫は別居を迫ります。
そこで 妻は 子育てだってやっているし、掃除だってやっているよ、と証明しなければならなくなるのです。
こんな理不尽なことってあっていいはずがない。
さっきのAさんとB子さんの話とどこかにてませんか?
日本の司法ってこんな感じです。
相手の落ち度を証明するというより、それはあるものとして始まります。
そして訴えられた方は自分の落ち度がない事を証明しなければならないなんておかしいです。
でも、世の中、仕掛けた者が道を作るのです。
不倫をする人を肯定するつもりはありませんが、少なくとも、行動を起こしているのは夫。
そこに何の危機感も持たずに、平和に暮らして、突然悪者にされて、別居だの離婚だのと、騒ぎ立てられて
必死で汚名を挽回しても、「それじゃあ、いいわ」とやっと許してもらっても、後から考えると
何だったの?という感じです。

仕掛けられて、必死で抵抗して、やっと汚名を晴らしても、それでお終い。
人生って、色んなことに見舞われますが、それ自身、何でも納得のいくことばかりじゃありません。
時には、「何故、こんな目に私だけ?」と言う事はあります。

そう・・・・・・あるんです。
それを恨んで見ても、人生って、無駄なことも起きてきます。
今回、そんな事に、ある女が痛快なことをかいていました。
https://1kando.com/50417
「103歳になってわかったこと」
それを、紹介して、今日はこれで終ります。

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