誰に相談するか？パート３

2014年5月26日公開 / 2014年6月20日更新

テーマ：夫婦カウンセリングについて

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

コラムキーワード：夫婦問題　相談

本当に夫婦の問題を解決したいの？
それとも　単に胸の内を聞いて貰いたいだけ？
単に　胸の内を吐露したいだけなら親友に話せばいい。
でも親友だって　人の人生に影響を加える発言なんてしたくないのです。
その理由は・・・・・
だって自分は未体験なんだから、人の人生を左右する発言なんて　したくないはず。
何故なら　経験則のないことですから。

だからそこで言える事は　精一杯　「様子を見て見たら？」です

様子を見て見たらという事は　結論の先送りでしかありません。

では様子を見て見て　何等かの結果が出た場合の答えはあるのか？
それはないのです。
要するに　自分に聞かれても困ると言う時の答えが　「様子を見て見たら」なのです。
時間稼ぎをしておけば　きっと自分以外の人が答えてあげるはずだから、というのが
様子を見て見たら、の本音です。
誰が人の一生に関わる事の答えを出せますか？
その問題に直面している自分でさえ　その答えを出す事が出来ないのです。
だから人に聞くのです
誰も自分では責任は負いたくないのです。
それが　質問です。
自分の知らない事を尋ねる・・・・識者から答えを得る。
これは正解です

ではあなたの親友は識者ですか？

あなたの人生の先輩、ご両親に相談をしたとします。
貴方の質問に対して、貴方のご両親は　識者ですか？
ご両親の考えは　この事に関しての分別ある答えではなく　恐らく一番無難な答えを知っているはずです。
その答え・・・・・
我慢しなさい、か、貴方が悪いという答えしかないはずです。
親だって　あなたの事を想うと　我慢するという無難な答えしかないのです。
つまり、積極的なノウハウは無いのです。
我慢をして　その事件が通り過ぎるまで　首をすぼめて、待てという方法しか知らないのです。

何度も言います。
その事件の当事者だって　自分で責任は負いたくないのです、
だから時間の過ぎる事に任せていたら　その結果は「自分では無く　時の流れ」のせいに出来ます。
時間が解決してくれるという事は　逆を言えば、自分が何かアクションを起こすと　自分の責任になりますが　時の流れに身を任せておけば　時がそのように決めたので　自分の責任ではないのです。
つまり自分が責任を取りたくないというより　
自分がどうしたらいいか分からないので　時間の経過に身を任せておく方が　周りが通り過ぎてくれるのです。

これが夫婦問題の解決方法だとしたら　果たしてこれでいいのでしょうか？
誰しも未体験の事への解決方法は持ち合わせていません。
だからと言って何もせずに、時間の経過に身を委ねていて　それでベストな答えが出るのでしょうか？
私は常々思います。
誰だって未体験の事への解決策何て知らないのです。
だからこそ　その答えをネットの世界の中で見い出せるのでしょうか？
一度くらいダメ元で　その道の人に聞いてみたっていいのではないでしょうか？
夫婦の離婚危機。
少しは悪あがきしてみませんか？
諦めるくらいならダメ元で　なりふり構わず　やるだけの事をしてみませんか？

人によって　やるだけの事と言うのは　違います。
でも　夫婦が終わって行くのを　指をくわえて見ているだけなら
なりふり構わず、ちょっと頑張ってみませんか？
それが今日の私のアドバイスです。
ではまた。