離婚問題に強い弁護士
パートナーが何を考えているか分からない結婚年数別の離婚率がイギリスの発表ではありますがネットニュースでちょっと興味深い記事がありました。大腿の離婚率は結婚した夫婦の内、4組に一組別れているのは日本とあまり変わりませんので
もしかしたら離婚事情は万国共通なのかもしれません。(下記参照)
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130216-00000302-pouch
私がこれまでの相談業の中で感じた事は 夫婦の相性による離婚は約3年で終わりを迎えています。
つまり本当に相性が悪いというか 相手を間違えたな~という夫婦の場合は おのずと離婚へと向かう事になるようですが 3年持たないと言う感じです。
本当に相性の悪い夫婦は何故結婚したの?と言うくらい ことごとく意見が合わず、新婚の間も喧嘩が絶えません。
しかし その3年の間に子供が出来たりして、なんだかんだと言いながら3年を乗り越えると 相性なんて言ってられなくなり 夫婦は子供たちの為に親という役割で家庭を維持しようとなります。
日本人は昔から 3という数字が好きで何かに付けて3を使いたがりますから 3年というのに根拠があるかどうかはともかくとして、確かに3年も持ちこたえれば、我慢強くなっているので少々の事で
家庭を投げ出すのは惜しいと言う風に変わって行ってるのでしょうね。
と、いう事で私はあまりにぶつかり合うばかりで子供がいない夫婦には あまり無理して夫婦でいる必要がないと感じています。
結婚をしたからには継続することは誰もの願いではありますが 新婚の一番楽しい時代にぶつかりあうばかりでは先が思いやられると思います。
どんな夫婦を見ても 結婚していつまでも仲がいいと言うカップルはあまりいない。
結婚3年目くらいまでに、仲良くしつくして、残りの人生は楽しかった頃の思い出をちょっとづつ思いだしながら生活するようなものです。
つまり、3年以降の人生は思い出をおかずに来ているような物。
だからこそ 新婚時代は思いっきり仲良く、思い出をいっぱい作ってほしいと思うのです。
では その3年以上持った夫婦の離婚理由は相性以外と考えると そこはやはりお互いの中で何かが
起きるという事です。
これはその事件?の内容にもよりますが、乗り越えられるか、否かは、夫婦の忍耐力や譲歩力などを
総じて 私は「夫婦力」と呼んでいます。
*家族力は私、村越の造語です。
ある程度の年齢になり、子供もいて、住宅ローンも始まって 家族という塊が出来ているので
その塊を育てるという家族力という考え方が必要になってきます。
ただ、家族を維持するためにという事ではなく、家族という塊を成長させて行く為に学ばないといけません。
家族はただ、あるだけで家族ではありません。
何でも 物事は手を入れないと 錆びつくだけです。
そこは健康ともよく似ていて 時にはメンテナンスも必要ですし 体力も付けていかないと
どんどん衰えて行く一方です。
なので 今ある問題に、愚痴るだけではなく、どうしたら家族としても健康を取り戻せるかという
視点にたって考えないと 相手のこんなことを言った、あんなことをしたと、不満の言い合いになります。
相手が悪い、相手が悪いと言っている限り 自分は悪くないと言っているのと同じこと。
これでは そこでもう立ち位置の段階で対立してしまっています。
今日はちょっと アバウトな話になりましたが イギリスも日本も 夫婦事情というのはあまり変わらないな~という事でした。
では、また。