AIを活用した経済動向予測
2020年の新しい年がスタートした。世界を見渡すと、5G、IOT、AI、量子コンピュータなど、急速に出てきたイノベーションの実用化が目白押しである。ビジネス社会も、これらを活用した全く新しいサービスが世界的に沸き起こっている。
目を日本に転じてみると、このようなトレンドに対応した人材。技術者を早急に育成しなければならないと言われているが、この分野では日本が世界から大きく遅れているため、それを指導できる人材が絶対的に不足していると指摘されている。今日、ネットで流れていたコラム ”日本はなぜデジタル分野で世界に大きく遅れたか”でも、そのことが指摘されていた。
そして、その根本的な理由として、年配の経営者のITリテラシーの乏しさに触れている。
たしかに、これは真実だと思う。日本の年配の人々は、極端にITリテラシがない。筆者の経験でも、PCは使えるといっても、メールやワードを与えられたネットシステムで読み書きする程度の人たちは良い方で、それにさえも触れるのが苦手という、年配のビジネスマンも多い。これは、日本企業が年功序列制を長くとってきて、ややこしいことは若い人たちにまかせる習慣、また、年配者は人生の先輩として君臨し、自ら新しいことを学ぼうとする姿勢になかったという風潮が長く続いてきたからだと思う。
しかし、そのような旧システムが崩壊して久しく、また世の中は人生100年時代となった。年配の経緯者は今までの知識や経験に縛られるのではなく、新しい知識を何度もアップデートする必要がある。
上記のブログが指摘するように、人材育成は今から必要だが、即戦力には役立たないので、外国の人材に頼るほかないように思うがどうだろうか。
いずれにせよ、日本の年配の経営者のマインドを、世界の潮流に適応して変革していかないといけないと思う。