コラム
口腔乾燥の症状の改善方法について
2015年11月3日
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
ドライマウス(口腔内が常に乾燥)になると日常の会話、食事などに制限が生じます。
また口の中の常在細菌が増え、感染力が増えむし歯や歯周病などが悪化すると言われています。
口の中にはおよそ600種類の細菌が常在しており、歯垢1mmgの中には1億個の細菌がいるため、
これらの病気のためには丁寧な口腔ケアが欠かせません。
まずは口の中に残った食べカスや歯垢をよく取り除くことです。
歯ブラシ、歯間ブラシなどで歯垢(口腔内細菌)を減らします。
歯ブラシの毛のあまり硬いタイプは勧められません。
また口腔内マッサージや唾液腺マッサージを行って、刺激することで唾液分泌を促します。
うがいは水または洗口液で口の中の細菌を洗い流すしたり、口臭予防にも役立ちます。
特に口腔乾燥が増えると口臭がひどくなるためにマメに洗口をして下さい。
最近口腔乾燥用の保湿力の高い歯磨きペースト、洗口液、口腔内保湿ジェル等が開発されています。
歯科医院でご相談下さい。
また口腔乾燥の状態をやわらげるには、氷のかけらを舐めたり、水やお茶などの水分補給も必要です。
部屋の乾燥させないように、そして食事の時によく噛む(一口30回)ことで唾液腺を刺激して、
唾液分泌を促します。
そして定期的に歯科医院でむし歯や歯周病のチェックを受けて下さい。
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