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津谷良(つたにりょう) / 歯科医

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コラム

ドライマウス改善方法について!

2015年9月22日

テーマ:ドライマウス

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 糖尿病 食事糖尿病 症状糖尿病 予防

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。



唾液の分泌量が減少し、口の中が渇いた状態のことをドライマウスといいます。

原因は様々で、加齢による唾液分泌機能の低下、シェーグレン症候群、
薬の副作用、精神的な緊張、糖尿病・腎臓病などの病気があります。

しかし、口腔乾燥症の方の苦しみは大変なもので、
食べられない!食べ物の味がわからない!飲み込めない!
などの患者さんからの訴えをよく耳にします。

そこで唾液分泌を促すために以下の事を勧めています。

① 噛む回数を増やして、よく噛んで食べる
   一口30回の咀嚼が唾液分泌には効果があります。
   よく噛む事により、唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増加します。

② 唾液腺のマッサージや頬や舌をよく動かす体操をすることで、唾液腺が刺激される。

③ 服用中の薬の確認
   薬による副作用のこともあり、また多くの種類の服用の方も注意が必要です。
   変更できる他の薬(同じ効能で副作用の少ない)があるか主治医と相談してみる。

④ 刺激物は避ける。
   ニコチン、カフェイン、香辛料は口腔粘膜が刺激され、乾燥状態が悪化する場合があります。

⑤ 規則正しい生活やリラックスタイムを作る。
   ストレスは唾液分泌のブレーキです。
   気分転換を計り、睡眠や食事を規則的に取りましょう。

唾液が少なくなると、唾液による保護作用が解除され、
むし歯、歯周病、口臭、口内炎など様々な病気が増えてきます。

日頃より、水分補給、唾液腺マッサージなどを取り入れて、ドライマウスに注意して下さい。

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津谷良

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