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小原悦子

エアライン流で魅力を磨き好感度アップにつなげるマナーのプロ

小原悦子(おはらえつこ) / マナー講師

ESA(イーエスエー)人材プロデュース

コラム

メールの言葉使い 【マナー】

2013年9月17日 公開 / 2021年1月1日更新

テーマ:マナー

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 言葉遣い マナー

メールでの言葉使いで「?」って思うとき、ありませんか?

以前、受講生に次回のレッスンの持ち物についてメールで連絡した際、
「了解。」
という返信がきたことがあります。
確かに簡潔、明瞭ですが、立場をわきまえた返事とは言い難いですね。

こんな場合は、
「わかりました。」
「承知しました。」
と返信すると感じがいいですね。





先日、こんなことがありました。
転職を希望している受講生に、本人の希望する条件にかなり近い
求人の情報を得ましたので、早速知らせたところ、
「検討します。ありがとうございました。」
と返信がありました。

「検討する」という言葉はビジネスではよく使います。
例えば、営業の企画や提案を受けた場合に、
「よく考えてみるが、今のところ、何とも言えない」
という意味で使います。

今回のような個人的な場合は、同じ意味合いでも、「検討します。」
を使うことは相応しくありません。

なぜなら、ビジネス的な印象を相手に与えてしまいますし、
対等または上から目線でものを言っている印象を与えてしまうからです。

こんな場合は、個人的な気遣いに感謝の気持ちを表現したいものです。

次のように書いてみてはいかがでしょうか。


⑴カジュアルな表現

「先生、求人情報をありがとうございました!
私の希望に近い情報でしたので、とっても嬉しいです。
応募についてよく考えます。
お忙しい中、教えていただいて本当にありがとうございました!」

学生さんや気楽な関係の場合は、感謝の気持ちを第一に表現し、
このようなカジュアルな表現をしてもいいでしょう。
情報を知らせた相手も、知らせてよかった、と嬉しい気持ちになりますね。


⑵丁寧な表現

「私の転職に際しまして、いつもお気にかけていただき、ありがとうございます。
私の希望する条件に近い求人情報で、大変嬉しく思います。
興味がありますので、応募についてよく考えてみたいと思います。
お忙しい中、わざわざお知らせくださいまして、本当にありがとうございました。」

メールは簡潔、明瞭に書くことが大切ですが、目上の方に対しての返信や、
個人的な厚意に対しての返信は、ビジネス的な表現を避けて、丁寧な言い回しを
心掛け、感謝の気持ちを伝えたいものです。


                          ESAエレガントマナースクール
                               小原 悦子


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