- お電話での
お問い合わせ - 086-223-1751
コラム
交通事故に遭われたら(物損)3
2018年2月11日
修理工場にあなたの損傷した車両を入庫しました。
通常は、保険会社の車両担当者(アジャスター)が修理工場を訪れ、
修理価格について協定作業に入ります。
すんなり協定なればいいのですが、
1)修理内容の意見の食い違い ~ 部品交換か修理か
全塗装するかしないか
2)修理費よりも車両の時価が低い場合
等すんなりいかないケースもままあります。
特に(2)の場合、全損事案というのですが、保険会社は全損時価額しか賠償しません。
たとえば、修理見積40万円 車両時価額20万円の場合、保険会社は20万円しか賠償しません。
ごねるつもりはなくただ、修理さえしてもらえばいいのに・・
20万円では修理できないではないか・・・
正直困ってしまいます。
ただ、裁判所も経済的合理性ということを考え、20万円の物に対して40万円もの賠償責任を
負わせることに経済的合理性がないと判断します。
この場合は、保険会社が提示する時価額が低い、オークションではもっと高く評価されている等
被害者側が立証していく必要があります。
関連するコラム
- 交通事故(2) 2015-02-14
- 交通事故(3)~治療費 2015-02-18
- 事故にあったらまずは相談を~ご安心下さい。 2015-09-10
- 交通事故(4)過失相殺 2015-02-20
- 交通事故(とくに人身事故)に遭ったら ~ まずは弁護士に相談を 2015-02-10
カテゴリから記事を探す
中村有作プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。