ノアのこだわり 13 接着
歯医者さんに行って、詰め物や被せ物を入れた時に「はい、カチカチ噛んで下さ~い」と言われて噛まされる色付きの紙。これ、咬合紙と言って、実はとても大事なものなのです。この咬合紙を咬むと、上の歯と下の歯が接触しているところに赤や青の色がつきます。強く当たっている色のつき方と、弱く当たっている色のつき方が違ったりして、現在のかみ合わせの情報を沢山教えてくれます。
この咬合紙、歯医者さんによって、使用している咬合紙の厚みが様々なのです。一般的に、精度の高い歯医者さん程、薄い咬合紙を使っています。ちなみにノアの咬合紙の厚みは1000分の12ミリ。ものすごく薄い部類に入ります。
この咬合紙を左右同時に噛んでもらって、均等に当たっているか、顎の動きとかみ合わせのバランスが良いか、前の歯と後ろの歯のあたり具合のバランスは良いかなどを確認していきます。
この咬合紙を上手く使いこなして、噛み合わせを整えておかないと、詰め物や被せ物が外れやすかったり、壊れやすかったり、入れ歯が落ち着かなかったり、虫歯でもない歯が噛み合わせると痛みが出たり、いろんな不都合が出てきます。そんな不都合を防ぐ為に、うす~い咬合紙を何枚も何枚も使って、噛み合わせの調整を徹底的に行うのもノアのこだわりの一つです。