オメガ シーマスター コスミック Cal 565 修理 オーバーホール
今回はオメガ、スピードマスターCal.3220の修理オーバーホールのご紹介です。
今回のオメガ スピードマスター Cal.3220は、時計はかろうじて動いていますが、クロノグラフ機構が動作しませんでした。
分解していきますと、リューズから入ったと見られる、水が部品をさびさせていました。
この錆が、部品を固着させ動作の妨げになっていました。
なかなか厄介なのが、水入りでして、研磨したり、錆取剤につけて、使用できるものは良いのですが、範囲を超えますと、当然部品交換になり、お客様の負担を増やしてしまいます。
水も大敵ですが、水以外にも、代表的に悪名をとどろかせているのが、磁気です。一度、着磁しますと、磁気抜き器で脱磁させないと、磁気は抜けません。
磁気が入ると、時間が合わなくなってしまいます。
現代の生活において、磁気を発生させているものは、携帯電話をはじめ、パソコンなど身近に、数多くありますが、これら、磁気を発生している物に近づけない習慣を付ける事が必要です。
少し気遣いが必要ですが、正しく使えば、楽しい物ですし、気遣いの気持ちを持つことで、愛着もより一層増すのではないでしょうか?
アンティーク時計修理・販売 フジヤマ時計店
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