セイコー プロフェッショナルダイバー 600 オーバーホール 修理 4
今回はセイコー ベルマチックの修理オーバーホールのご紹介です。
ベルマチックですが、この時計は国産の自動巻きで初めて鳴鐘装置を搭載したモデルになります。前回ご紹介したシチズン ベルは手巻き初の鳴鐘装置搭載でしたね。
この時計は、実に10年を越えて製造されています。長いですね。
巻き上げ機構には以前フジヤマ時計店のブログでご紹介いたしました マジックレバーを装備し、巻き上げ効率の向上を図っています。
アラーム機構ですが、シチズンのツインバレル方式とは異なり、ベルのゼンマイは香箱には納められておらず、地板に直接セットして、使用します。 ゼンマイの油や油の注油量には香箱に収めるものでも神経を、使うところですが、この構造は、より神経を使うところです。
アラーム音ですが、シチズンに比べて、鐘の音って感じがします。
アンティーク時計修理・販売 フジヤマ時計店
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