セイコー プロフェッショナル ダイバー 600 オーバーホール 修理
今回は前回に引き続き外装のご紹介です
それまでは、外部操作を必要とするリュウズ部分の防水性は特に問題があり、静的防水性や外部から衝撃を受けたときの動的防水性だけでは、満足の出来るものは存在していましたが、長時間、水中にある状態では防水性が安定するものは存在しませんでした。
しかし今回セイコーは Oリングはもちろん径方向にセットし、さらに軸方向にも押圧する特殊な ねじロックりゅうず機構 を開発したことで、これまでの全ての欠点を解消しました。 当然ですが、 ねじ込みリュウズです。厚い手袋をしたままでも操作を容易にするためかなり大きく出来ています。
そしてベゼルは透明プラッチックを埋め込んだ回転ベゼルで安全性を確保しています。
現在、有名メーカーでも貼り付けを採用していて、たまにですが、うちにも貼り付けの依頼が来ます。
、、、1975年にここまでの配慮、、、すばらしいと思います。
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