就業規則の不思議2

西野弘幸

西野弘幸

テーマ:就業規則

だいぶ空いてしまいました・・・。遊んでいたわけでは無いんですよ(^0^;) 実際に就業規則等の作成に追われてしまっていました。
やはり、小規模の会社にも就業規則は必要だと実感しているこの頃です。

さて、本題に入ります。

前回は、なぜ就業規則が必要なのかといった堅いお話でした。今回は、就業規則を作るにはどうしたら良いのか?というお話になります。
答えは簡単! 私にお任せください!!!

・・・すみません冗談です。

気を取り直して、先ず、就業規則を作るには「内容」が大事になってきます。何を載せたら良いのか、何を載せてはだめなのか。
就業規則を作る際には、「絶対に載せないといけないこと」と「決めがあるなら載せなければいけないこと」の二つがあります。

つまり、この2つの内容を会社なりに決めていけば、自ずと就業規則が出来てしまうんです。一定の労務に関する知識があれば、誰でも出来てしまいます。そう!貴方にも!

何を載せなければいけないのかを解説していくと、それだけで(全30回のコラム)になってしまうので、そこは各自厚生労働省のHPから確認してください。(手抜きと呼ばないでくださいね・・・)

でも、実際にどんな文章にしたら良いのか、体裁はどうしたら良いのか・・・分かりませんよね。ご安心ください。上で厚生労働省のHPといったのは意味があります。このHP上に「モデル就業規則」なるものがダウンロードできるようになっています。
結構量もあるものですが、これを穴埋めし、会社の内情に合わせていけば、できあがり!!

ただし、気をつけなければいけないことがあります。

厚生労働省が作っている以上、「かなり労働者にとって有利に作ってある」という事です。

そのまま使ってしまうと・・・

「え?そんなこと言われても・・・」や「うちではこんなことまでしていない」といったトラブルの基にもなりかねませんが、決めてしまった以上、守らなければいけないので、大変です。

さて、次回は、載せてはいけないことのお話になります。

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西野弘幸
専門家

西野弘幸(社会保険労務士)

西野労務士事務所

新潟労働局の総合労働相談員としても勤務。労働者がいま正に抱える悩みを熟知していることで労使間問題を未然に防ぎ、また起こってしまったトラブルもスムーズに解決へ向かうようお手伝いすることができます。

西野弘幸プロは新潟放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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