「なぜか話し合いにならない」そんな夫婦の会話で起きていること

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:夫婦関係の悩み

さて、夫と話し合おうとしても
いつも、話し合いにならず、

なぜか、会話がすれ違って
モヤモヤして終わってしまう・・・

そんなこと、ありませんか?

今日は、そんなときに
夫婦の間で何が起きているのか、
お話しします。




●夫と話し合いにならず、モヤモヤ

夫との話し合いが
うまくいかなかったときに
ご相談にいらっしゃる方は

「私の言い方が
悪かったのかもしれません」

「私が変われば
うまくいく気がします」

と、自分を顧みながら
日々、頑張られている方が多いです。

問題に真摯に取り組む誠実さ、

夫婦の関係を自分の力で
どうにかしようとする責任感の強さが
ひしひしと伝わってきます。

それなのに話し合いにならないのは
もどかしいですよね。



●会話が成立しない理由

実は、こういう場合、
「話し合いにならない」のではなく

夫から「話し合いを拒否されている」
ことがあるんです。

話し合いが成立するためには、
「同じテーマ」について、
「同じ現実」をもとに話をする、

という前提が必要です。

でも、話し合いにおいて

・論点が変わる
・人格の話になる
・被害者ポジションを取られる

ということが起きると、
つまり、前提が崩れてしまうと

そもそもの会話が
成立しなくなってしまうんです。



●具体的には・・・

たとえば、妻が夫に
「昨日、怒鳴られたのが怖かった」
という話をした場合です。

・論点が変わる場合

夫「おまえだって、こないだ子どもに怒鳴ったじゃないか」

妻「え?いや、今は昨日の話で・・・」

夫「自分のことは棚に上げるんだな」

→こんなふうに、妻の子どもに対する態度に
 論点が変わってしまいます。


・人格の話になる場合

夫「だいたい、おまえは神経質なんだよ」

妻「そういう問題じゃなくて」

夫「はあ。だから、そういうところがめんどくさいんだよ」

→何を言っても、妻の性格の問題に
 すりかわってしまいます。


・被害者ポジションを取られる

夫「オレを悪者にしたいんだろ」

妻「そうじゃなくて、ちゃんと怒鳴らずに話してほしくて」

夫「もういいよ。どうせオレが全部悪いんだから。
 もう何も言わないよ」

→なぜか妻が夫を慰めたり、
 なだめたりすることになります。

こんなふうに、いずれも
話の本題が消えてしまうんです。

そして、結局話し合いにならず、
混乱したまま

「なぜ、いつもこうなってしまうんだろう」
という無力感が残ることになります。



●「したくない」テーマの場合

セックスレスの話し合いが難しいのは、
こういうことが起きがちだからです。

妻が夫に
「したくない」「するのがつらい」
という話をしようとすると

「セックスは夫婦の義務」
「拒否は離婚理由になる」
と論点が変わったり、

「役目を果たさない妻」への
人格否定が始まったり、

「拒否されるオレの気持ちはどうなる」
「こんなにつらいんだ」
と、被害者ポジションを取られたり。

それに対し、
誠実に対処しようとすればするほど
話し合いがズレてしまい、

結論が出ないまま
モヤモヤが残ることになります。

だからこそ
「この問題にきちんと取り組みたい」
という誠実さや責任感を

今までとは違う話し合いの形に変えて
果たしていくことも大事です。

本気で、きちんと話をして
夫婦関係を前に進めたい方は
こちらでお話を聞かせてくださいね。

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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

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