夫婦の話を通じなくしてしまう○○の言葉

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:コミュニケーション

11月は3連休が2回ありますね。

そのあとはいよいよ
年末年始のお休みです。

「お休みが楽しみ!」
という方もいれば

「夫と一緒にいる時間が増えてつらい・・・」

と、素直に喜べない人も
いるかもしれません。

今日は、夫婦の時間を
少しでも心地よく過ごせるような

そんな会話のヒントを
お伝えしますね。




●何度話し合っても、堂々巡り

たとえば「夫としたくない」
という問題について

何度も話し合いをしているけれど、
なかなか気持ちをわかってもらえなくて

結局、堂々巡りで解決に至らない、
ということは多いです。

妻の言い分は
「家事や仕事で疲れている」
「もう、女性として枯れたから」

一方、夫は
「性欲が人間の三代欲求なんだぞ」
「夫婦ならするのが当たり前だ」

ということが多いのですが、

これは、言われると
「なるほど」と思うものです。

そうすると、
言われた側としては

納得できないにしても、
反論もしづらいんですよね。



●「外側」の言葉と「内側」の言葉

こんなふうに
世間の常識だったり、
正論はわかりやすいです。

そして、こういう常識や正論は、
相手をやんわりと批判しつつ
自分を守ってくれます。

ただ、わかりやすい言葉だけど、
それは、あくまでも「外側」の言葉です。

自分の「内側」の言葉ではありません。

自分の内側にある言葉、
つまり「本当に伝えたいこと」ではないから、
伝わらないんですね。

でも、本当に伝えたいことって、
伝えづらいものです。

それは、なぜでしょうか?



●内側の言葉を伝えづらい理由

もし、本当に伝えたいことを
わかってもらえなかったら、

本当にわかってもらいたいことを、
拒絶されたら、

それは、
とてもつらいことだから。

そして、そうすると
もう頑張れなくなってしまうから。

だから、私たちは
納得してもらえないとしても

自分がとことんまで
傷つかない言葉を

無意識に
選んでしまうことがあります。



●たとえば、こんな気持ち

「したくない」のは
枯れてるからではなく、

「今まで、大事にされなかった」
というさみしさや、

その気持ちを
わかってくれてないことへの
怒りや失望かもしれません。

拒否されて怒っているのは
妻が義務を果たさないからではなく

妻の心が離れていくようで
不安でたまらないからからもしれません。

それを伝えて、万が一にでも
「うん、そうだよ」って言われるのは、
怖いです。

でも、そこを伝え合うことが
堂々巡りから抜け出すための

暗闇の中を照らす
一本の光になることも
確かなことです。

次にやってくる年末年始のお休みには
今の暗闇を抜け出していたいな、

という方は、こちらの無料メール講座も
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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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