お盆休み中に夫にイライラ!その不満を上手に伝える秘訣

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:コミュニケーション

夏のお盆休みや年末年始のお休み、
あるいはゴールデンウィークなど。

長いお休みに入ると
夫と一緒の時間が増えて
ストレスがたまる!!

という方も
いらっしゃると思います^^;

でも、そのストレスを
ぶつけるわけにもいかず、

我慢すればするほど
イライラが増すという悪循環・・・

今日はそんな不満を
上手に伝えて
お互いにストレスを軽くできるような

そんなコミュニケーションのコツを
お伝えします。




●いつもいない人がいるとイライラする

イライラを増長させる原因として
「いつもいない人がいる」
という状況があります。

いつもいない人が
ダラダラしてるのを見ると、
それだけで日常に違和感が生まれますし、

単純に、
なんだか邪魔な感じです。

だからといって
手伝ってくれてもイライラするし、

いったいどうしたらいいのやら?

「このまま年を取って
夫婦二人きりの生活になったら
どうしよう・・・」

そんなふうに
漠然とした未来への不安に
気が重くなるというお話も
よくうかがいます。



●不平不満が生まれる理由とは

こういう時に

「夫のいいところにも目を向けよう」
「不満だけじゃなく、感謝の気持ちを持とう」

というアドバイスを
よく聞きます。

わかってはいるけれど、
できないから困っているんですよね。

ちなみに、不平不満というのは

相手に直接、何かを要求したり
お願いしたりできなくなっているから
生まれるものです。

たとえば、
夫が支配的で男尊女卑的な態度だと

妻は自分の気持ちや意見を
言えなくなってしまいます。

あるいは、いつも適当に流されて
ちゃんと話を聞いてくれないタイプであっても

話をすることを
あきらめてしまうものです。

そんな相手に対して、
相手のいいところを見よう、とか
感謝の気持ちを持とう、なんて

できなくて当たり前です。



●不平不満の負のループ

実は、不平不満の態度の正体は
そんなふうに、伝えられなかった
自分の言いたかったことを

「気づいてほしい」
「察してほしい」

という想いが
現れたものなんです。

ただ、そうすると、どうしても
「気づいてもらうことを待つ」
という受け身の状態になってしまいます。

すると、言えなくなった
自分の気持ちに
いつまでも気づかない相手に対して

ますます
不平不満が積み重なり、

それをぶつけることで、
相手は攻撃されたように感じ、
さらに溝が深まるばかり・・・

という
悪循環になってしまうんですね。

では、その不平不満に対して
どうしたらいいでしょうか。



●「リクエスト」に変えて伝える

もちろん、見て見ぬふりして
感じないようにしたり、

我慢して溜め込むのは
オススメしません。

自分の気持ちは、
「不平不満」という形で
ぶつけるのではなく

「リクエスト」に変えて伝える、
ということがオススメです。

まずは、小さな不平不満から
始めてみましょう。

たとえば
「なんでペットボトル捨てないかな」
「自分ばっかりダラダラ寝てていいよね!」

これを不平不満として伝えると
空気が悪くなるのは明らかですよね^^;

この気持ちについて
「ほんとはどうしてほしいのか?」
を考えてみましょう。

たとえば、それをリクエストとして
伝えてみると

「自分のペットボトルは、
自分で捨ててくれると、ほんと助かるな」

「私も疲れちゃったから
ちょっとダラダラ寝たいよー。
あとでお掃除手伝ってくれると嬉しい」

みたいな感じです。



●もし、できないと言われたら?

ちなみに、
もし、できないと言われても
大丈夫です。

その場合は

「じゃあ、何ならできるのか」
を聞いて、

それを改めて
リクエストすることもできます。

お互いに気持ちよく言えて、聞ける、
そんなリクエストの言葉、
ぜひ、考えてみてくださいね。

夫婦のコミュニケーションのコツは
こちらも参考になりますよ。

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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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