聞きたくない話の上手なかわし方
「夫がちゃんと話を聞いてくれない」
というストレス、ありませんか?
話を聞いてもらえないと
だんだん話すのがイヤになって
夫婦の会話もなくなってしまいます。
積もり積もると
離婚の原因にもさえつながります。
そうならないためにも
早めの対策が大事です。
今日は、夫に話を聞いてもらえるようになる
簡単なコツをお伝えします。
●いやいや、そうじゃなくて!のガックリ感
話を聞いてもらえない、という状況も
さまざまです。
大事な話をしているのに
上の空だったり。
「わかったわかった」と言いながら、
ちっともわかってなかったり。
また、伝えたいことが
ちゃんと伝わらなくて、イライラしたり。
たとえば、こんな感じです。
「脱いだ靴下は洗濯カゴに入れてくれる?」
とやさしくお願いしたのに
「靴下はあとでまた履くから。
洗濯物が減ってラクでしょ?」
って、いやいや、
言いたいのはそこじゃないから!
みたいな……
こういう伝わらないイライラや
聞いてくれないガックリ感が
無力感につながって
夫婦の心の距離が
じわじわと離れていくんですよね。
●伝え方を変えても効果がない場合
「伝わらないときは、伝え方を変えればいい」
ということは、よく聞くと思います。
たとえば、責める言い方ではなく
お願いする感じで伝えるとか、
アイメッセージで自分を主語にする、
などです。
もちろん、とても有効な方法だし、
私も日頃からお伝えしていることです。
でも、それでも聞いてもらえないし、
伝わらない!
そんなこともあると思います。
そういう場合は、
実は「その前の段階での問題」が
起こっているんですね。
それは、なんだと思いますか?
●伝え方ではなく、タイミングの問題
さくっと答えをお伝えすると
それは「タイミング」の問題なんです。
伝え方の問題以前に
相手が話を聞けるタイミングではない、
ということが、
実はとっても多いんですね。
たとえば、
夫がスマホを操作しているとき。
テレビに集中していたり、
新聞を読んでいるとき。
ゲームをしているとき。
そういうときに話しかけても、
ちゃんと聞いてくれないし
聞いていたとしても、
半分くらいしか頭に入ってなかったりします。
また、めんどくさいから
自分の解釈で結論を出して
話を終わらせよううとするので
こちらとしては
「私が言いたいのは、それじゃない!」
になりがちなんです。
●タイミングのつくり方
というわけで、まずは
「今は、夫が
ちゃんと聞いてくれるタイミングかな」
というのを見極めてから声をかける、
というのが大事です。
さらに
「今、◯◯について話したいんだけど、いい?」
と、ひとこと言ってから
話し始めると完璧です。
これは、夫がずーっと
テレビやスマホに夢中で
タイミングが見つからないときもオススメです。
肩をトントン!として、
しっかりこちらに注意を向けてから、
先ほどのセリフを伝えると
話を聞いてくれるタイミングを
つくることができます。
もし「今はダメ。忙しい」と言われても
あきらめなくて大丈夫です。
「じゃあ、いつならいい?」とか
「じゃあ、●分後なら大丈夫?」
など約束することで、
タイミングをつくることができます。
●まずは「見極める&つくる」
つまり、まずは、聞いてくれるタイミングを
「見極める&つくる」こと。
その上で「伝わる伝え方」を実践すれば
バッチリです。
これは、夫だけではなく
お子さんに接するときにも使えます。
ぜひ、試してみてくださいね。
日常のイライラは、
小さいうちに解消しておくことが大事です。
コミュニケーションのコツは、
こちらでもたっぷりお伝えしています。
▼
https://mbp-japan.com/nagasaki/leport/service1/5004175/
※単発カウンセリング・夫婦カウンセリングの申し込みは
2023年5月14日(日)までです。
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https://mbp-japan.com/nagasaki/leport/service2/5004178/