夫の家事のやり方にイライラ。不満を上手に伝える2つのポイント

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:夫婦関係の悩み

夫が家事をやってくれるのはありがたいんだけど、
そのやり方にイライラする・・・

そんなこと、ありませんか?

たとえば、
生ごみはそのまま捨てるのでなく、
何かに包んで捨ててほしい、とか

洗濯物を干すときに
しわを伸ばして干してほしい、とか。

一つ一つは小さな不満なのですが、
それが積もり積もると、
夫のことを嫌いになってしまいそうで怖いんですよね。


●自分で全部やっちゃうと・・・

「そんなやり方はダメでしょ!」
「そうじゃなくて、こうしてよ」

と、ついつい言っちゃいたくなりますが
そうすると

「じゃあ、もうやらないよ!」
「自分で好きにやれば」

と逆ギレされそうです。

文句を言って
ケンカになるのもめんどくさいから
もう、自分で全部やっちゃおう、

という方もいらっしゃいますが

そうすると、
夫が家事を何もしなくなり、

定年退職後は
粗大ゴミ扱いコースになりがちです。

それも、困っちゃいますよね。


●ポイント1:お手本を見せる

というわけで、今日は

「夫を不快にさせることなく、
やってほしいことを伝えるコツ」

をお伝えします。

ポイントは2つです。

1つめは「お手本を見せる」

夫と一緒に家事をやり、
その時に自分のやり方を実際にやってみせる、
ということです。

この時に、大事なことは
夫のやり方を否定するのではなく

「もっといいやり方があるよ」というのを、
ただ、見せてあげるんですね。

妻のやり方の方が
より効率的・より早い・よりきれい、など、

自分のやり方よりもずっといい!
と納得できると

素直な気持ちで
取り入れようという気持ちになれるものです。


●ポイント2:逆をやって見せる

もう一つは、逆をやって見せる、
ということです。

これは、「やめてほしい」ことを
伝えるときに効果的です。

たとえば、テレビのチャンネルを
勝手にどんどん変えてしまう夫の場合。

一緒に見ているのに
いきなり、勝手にチャンネルを変えられるのは

こちらとしては、
すごくストレスですよね(>_<)

そういう場合は、
一緒にテレビを見ているときに

「ちょっと、チャンネル変えてもいい?」
と声をかけて変えます。

それを何回か繰り返すことで

「ひと言、声をかけてもらえると、なんかいいな」

と感じられるようになり

「チャンネルを変える前には、声をかける」

という新しいルールが
インプットされるんです。



ただ、相手によっては
新しいルールが
なかなかインプットされないこともあります。

そういう場合は、
いきなりチャンネルを変えられたときに

「ひと言、『変えるよ』って
声をかけてくれたら嬉しい」

「今みたいに急に変えられたら、
ビックリするし、悲しい」など

そうされると、
自分がどう感じるかを伝えるのもオススメです。


●不満は小さなうちに解消する

言えない不満をそのままにしておくと
それは我慢になり、

我慢をさせる相手のことを
無意識のうちに
どんどん嫌いになってしまいます。

いつまでも
仲よく暮らしていくためにも、

不満は小さなうちに
その都度解決していきましょう。

夫婦のコミュニケーションのコツは

こちらの無料メール講座も
ぜひ、参考にしてくださいね。

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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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