「あの時、言えなかったこと」を伝える2つのポイント
「どうしても受け入れられない人がいる」
そんなこと、ありませんか?
「なんでこの人、こんなことするんだろう」
「どうしてこういう言い方をするかな!」
みたいな感じで、イライラしたり。
夫にそう思うこともあるでしょうし、
職場の人や友だちに感じることも
あるかもしれません。
こういう場合、
よく言われるように
「相手を変えるのはむずかしい」です。
だからといって
今のままでは、自分がつらいですよね。
相手が変わらないまま、
自分がいかにラクになれるか、
そのポイントがわかれば、
ストレスはずいぶん軽くなります。
というわけで、
今日はそのポイントをお伝えします。
●ストレスを軽くするコツ
そうなるためのコツは
「ジャッジしないこと」です。
ジャッジというのは、
「良い」「悪い」
を判定することですが
「これはいい」
「これはダメ」
と人をジャッジしていると、
自分がOKを出せないことをする人を
受け入れられない、許せない、
という気持ちが強くなって
それが自分をどんどん
つらくしてしまうんです。
●人は、それぞれのOKを持っている
でも、みんな人はそれぞれ、
自分にとってのOKやNGがあります。
それは、100人いれば100通りです。
自分にとってのNGが
相手にとってはOKということも、
ふつうにあります。
だから
「ああ、この人はこれがOKなんだな。私は違うけど♪」
「この人はこう考えるんだ!私には合わないけどね」
と思うようにしていると
イライラしなくなるし、
相手のことを
温かな気持ちで見られるようになって、
結果的に、
自分がとてもラクになります。
相手のことを「おもしろがって観察する」
くらいの気持ちでいる感じです。
●受け入れなくてもいい
大切なことは、
別にすべての人を
受け入れなくてもいいし、
好きにならなくてもいい。
ということです。
こんなふうに言うと、
一見、冷たいように見えるかもしれませんが
どうしても受け入れられない人を
「受け入れなくちゃ」
「嫌いになっちゃいけない」
と思うと
受け入れられない自分をダメだ、と思って、
ますます落ち込んでしまいます。
そうすると、そんなふうに
自分を落ち込ませる相手に対して
さらに
「なんでこの人はこうなんだろう!許せない!」
と相手を否定したり、
攻撃したくなる気持ちが
生まれてしまうものなんです。
そうなるより、
ずっとやさしいですよね^^
●「受け入れる」ではなく「受け止める」
まとめると、
相手を「受け入れる」というよりは
相手の「事実を受け止める」を心がけてみる、
ということです。
きっと、ストレスを与える相手のことが
自分にはない世界を見せてくれる、
興味深い相手に変わるはずです。
人間関係のストレスを軽くするヒントは
こちらでもお話しています。