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塩原真貴プロは信濃毎日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

断熱改修・耐震改修 事前の調査による問題点の洗い出しが重大

塩原真貴

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テーマ:断熱改修・耐震改修の手順

調査はかなり念入りに行います。図面が残っていない場合も少なくありません。
この場合、既存の図面を起こす作業が大事です。特に柱の位置は重要です。許されれば、天井を一部解体し、梁の位置も確認したいところです。

既存図面

この情報を構造計算プログラムに入力し、耐震上の問題点を洗い出します。


耐震 断熱 などの問題点

もちろんお客様から、現在のお住まいに対する不満、生活スタイル、工事予定期間、予算の上限などもお聞きします。
断熱改修の場合は、全館暖房の場合20℃設定でどのくらいのエネルギー消費が見込まれるのかもお示しします。(新住協のQPEXというプログラムソフトを用います)

これらを総合し、予算と改修工事の優先順位を天秤にかけながら見積書(初期は、予算配分メニュー)をおつくりします。このあたりが改修計画のキモです。予算が少ないならば、少ないなりに提案します。


改修メニュー(予算配分)


水廻りの改修も当然のようにあることでしょう。単純に住設機器を入れ替える工事だけであれば、私の存在意義はそれほど大きくありません。しかし、どうせやるなら冷めにくい浴槽にしたいところですし、キッチンも暖かい空間で料理してもらいたい、そんな想いをお伝えします。


改修ポイント


また、冬季の暖房をどうするか、ということも重要なテーマになります。これまで開放式のファンヒーターを各部屋に置いて、水廻りや廊下との温度差やガラス面の結露がひどい場合がほとんどです。温水パネルヒーターを用いた全館暖房の提案や、薪ストーブの採用を積極的におすすめしています。とはいっても断熱材をきちんと入れて、冷暖房の効きが良くなることの方が優先順位が高いことは明らかです。


断熱改修工事









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塩原真貴
専門家

塩原真貴

株式会社Reborn

的確なインスペクション(現況の調査・診断)により、既存住宅を地震に強く、夏涼しく冬暖かい高断熱省エネ住宅へと再生。「新築建て替えへの選択肢以外にも、こんなことができるなんて!」補助金申請お任せ下さい

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