解決できる問題しか起こらない

相手の気持ちを受け止めて、理解したことを伝え返すことができると、「しっかり聞いてくれた」が「わかってくれた」に変わります。
ただ、相手の言ったことを、そのままくり返せばいいというものではありません。
機械的にくり返すことやオウム返しはNG
「最近ミスが多くて、落ち込んでしまいます」
「落ち込んでいるんですね」
「なんだか自信がなくなっちゃって」
「自信がないんですね」
一見すると話を聞いているようではありますが、これを何度もくり返していると、相手は機械的に聞いているように感じられて、「この人は本当に私の話を聞いているの?」と不安になり心を閉じてしまいます。
大切な言葉を受け止める
ただ言葉をくり返すのではなく、相手の話の中から、相手が伝えたい本質につながる大切な言葉を受け止めて伝え返すようにしましょう。
そうすることで、相手は「この人は私のことをわかってくれた」と感じて、より深い話をすることができるようになります。
理解したことを伝え返すときのポイント
1.何度も出てくる言葉や強調している部分を伝え返す
相手の話を聴きながら、相手が何度も使っている言葉や、強調して話していると感じる部分を受け止めて、伝え返してみましょう。
そのことが、相手が一番に伝えたい大切なキーワードです。
2.気持ちを受け止めて伝え返す
事柄や出来事だけでなく、気持ちも受け止めて伝え返すようにしましょう。
相手にとって、気持ちを理解してもらえることは、より大きな安心感につながります。
例:「最近ミスが多くて、なんだか申し訳なくて、辛いんです」
「ミスが続いていて、ずっと申し訳ないと感じていて、辛いんですね」
※この場合に相手が伝えたい大切なことは、ミスしたことよりも、申し訳なくて辛いことになります。
まとめ
相手の話を聴くときには、ただ言葉をくり返すのではなく、相手が伝えたい言葉は何か、そしてどんな気持ちでその言葉を口にしているかを意識してみましょう。
そして、その言葉と気持ちを、相手にそっと伝え返してみましょう。
「相手が伝えたい大切な言葉は何ですか?」
ライフキャリアカウンセラー
折山 旭


