あらためてNVCとIFS!
こんにちは。
今回は、NVCの構成要素のひとつ「ニーズ」を知ることについてです。
ニーズを知るとは、自分または相手の感情の奥では何を必要としてるかを認識することです。
怒りを取り扱う場合、たいてい「〇〇さんが許せない」とか、「〇〇に怒っている」とあたかも自分ではない何かが怒りの原因になっているように感じています。
でも、人の言動はもちろん、私たちの感情を刺激しますが、原因ではないのです。
相手がネガティブなメッセージを送ってくる場合、あなたならどうですか?相手を責めますか?
それとも自分を責める?このどちらかが多いかもしれませんね。
でもこのネガティブなメッセージに反応する自分の感情から、その感情の奥にある自分が必要としていることを知ることができます。また、このメッセージに込められている相手の感情と、その人が必要としていることを知ることもできます。
人を判断したり、批判したり、評価したり、解釈したりすることは、自分が必要としていることや価値観の遠回しの表現です。
批判されると人は誰しも、自己防衛や反撃に力を費やしてしまいます。
自分の感情的を自分が必要としていることに繋げることができれば、そして表現できれば、相手は思いやりを持って反応しやすくなるかもしれません。