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先延ばし癖を克服するには?

内布誠

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テーマ:人材育成

やるべきことを先延ばしをしていると・・


先延ばし

先延ばしをしない方が良いことは、
他人から言われるまでもなく
本人が一番よくわかっている
というか、そのつもりでいる。

それなら、「すぐやれよ」って
話だが事は、そう単純じゃない。

先延ばし癖のある人の特徴として
結構な割合で完璧主義者だったり
する。

しかも、全てをを完璧にこなす
なんて土台無理だとわかっている
から始末が悪い。

そもそも論として、天才的な人を
除けば、ほとんどの人々は、
※マルチタスク型ではない

※マルチタスクとは、複数の作業を
同時並行、短期間で切り替えながら
同時進行で行う能力のこと

なのに、人は一度に多くのことを
抱え込んでしまいがちだ。

そんな状態だと、どんどん頭が
回らなくなり、結果能力も落ちて
しまう。

つまり、やるべきことが多すぎると
感じ、気分も重くなるとうわけだ。

ところで、これを例えるとするなら、
PC(パソコン)上に同時に多くの
アプリケーションが立ち上がって
いる状態を想像してみて欲しい。

マルチタスク

ディスプレイに映し出されたアプリ
の裏側で、その数だけ大量の処理が
同時に行われているわけだ。

そんな時、イヤになるぐらいPCの
動きが遅くなることがある。

最悪フリーズ(固まる)してしまう
ことだって少なくない。

皆さんもそんな経験が一度や二度
とはいわずあるはずだ。

特にフリーズした時やれることは、
たった一つだ。

強制終了からの再起動だ。

PCがより高性能になれば、確かに
マルチタスクは出来るだろうが、
それでも限界があるのだ。

結局、高性能PCにしても一つ一つ
集中して処理した方が効率的だ。

ましてや、人間であれば、いわず
もがなだ。

ということは、先延ばしになるときの
時の頭の中は、多くの課題が同時に
存在している状態といっていいかも
知れない。

だから、 一旦、頭の中を空っぽにして
優先順位を付けつつ、ひとつひとつ
片付けていく。

優先順位

それが、結果的には多くを処理でき
効率も良い。

マルチタスク型からシングルタスク型へ
これが、先延ばし癖の処方箋の一つに
なるはずだ

多くを抱え込むのでなく、むしろ
多くを捨て切る勇気こそが集中力を
高め、すばらしい成果を生み出す
源泉となり得ると思う。

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内布誠
専門家

内布誠(社会保険労務士)

ウチヌノ人事戦略事務所

特定社会保険労務士としての専門知識をもちつつ、会社の活性化と経営者・社員磨きのための研修を開催中。ワクワクする職場環境を目指して、全力でお手伝いいたします!

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