労働災害予防と職場復帰へのリハビリテーション
転倒する原因
歩いていて転倒するときによく指摘されることは、「足が上がっていない」ことです。
足が上がるとは、床と足先の距離が短くなることであり、股関節の筋力を鍛えることが
重要といわれます。しかし、転倒するのには様々な理由があり、膝や股関節の筋力を鍛える
だけでは対応することは難しいです。では、何が重要なのでしょうか。
転倒を予防するポイント
足が上がらないのは、筋力だけの問題ではありません。片足で立った時、骨盤が下がっている
と、足を振り出すときに、足先を早く前に出すことが出来ずに、足先が床にかかって転倒して
しまうことがあります。片足で立った時に骨盤が安定しているかどうかも重要です。
さらに、骨盤の前後左右への回旋(捻じる動作)が柔らかく起きているか、足の指や足首周りの
筋肉がちゃんと働いているかどうかも大切なポイントです。足首や股関節の硬さなども、転倒予防
には大きく影響しています。
どの部位の筋力を働かせるか
筋力や柔軟性の低下について、どの部位の問題が一番転倒に影響しているかが、重要なポイント
になります。足首、股関節、骨盤、背骨など様々な部位の動きの改善が重要になります。こうした
問題にも、きちんと対応していきます。職場で転倒や腰痛などでお困りの企業様は是非ご連絡くだ
さい。
お待ちしております。
以下の補助金等を是非ご利用ください。
https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/1587
https://www.miyazakis.johas.go.jp/sanpo_column/sanpo_column-11742/