動作と痛み
姿勢と痛み
慢性的な痛みや腰痛を再発しやすい方などは、姿勢が悪い方が多いことは知られています。正しい姿勢をとることが大切だということは
SNSやマスコミなどでも報道されていますので、多くの方はご存じだと思います。では、正しい姿勢とはどのようなものをいうのでしょうか。
背骨は、横から見るとS字状になっており、腰の部分は前彎、背中の部分は後彎、首の部分は前彎しています。それぞれに適切な角度で
曲がっていて、これがバネのような役割を果たしており、重い頭を支えています。例えば頸の湾曲が適切でないと、ストレートネックのような状態では
首にかかる負担が大きくなり、首~肩の痛みや頭痛、めまい、ひどい場合はしびれなどにもつながってきます。首の骨が変形してくることもあり
適切な柔軟性が求められています。背骨や腰骨も湾曲がなくなってくると、同じように負担が大きくなり、痛みの要因になります。
痛みがあると筋出力が低下する
痛みがあると筋出力が低下しますが、筋力が弱いから痛みが出るとは限りません。加齢やあまり身体を動かさないことで筋肉量が低下し
筋力が低下して痛みに関連することもありますが、柔軟性が低下してくると筋出力抑制が起こり、関節や骨を守ることが難しくなって
痛みが出ることがあります。特に高齢者の場合は、筋肉量を増やすことは大変難しいため、まずは背骨の柔軟性を出していくことがとても
大切になります。スポーツ選手でも同じで、背骨や肩甲骨、骨盤の動きに問題がある選手は、大変多いです。こうしたことが、痛みには大きく
関係しています。
痛みが出ないようにコンディションを整える
痛みが出るのには、必ず要因があります。加齢や遺伝によるものは、コントロールすることは出来ませんが、肥満や柔軟性低下、身体機能の低下
などはコントロール出来ます。心理的な要因も痛みや姿勢には関係しており、ストレスコーピングを高めることも重要な要素になります。
仕事をするにしても、スポーツをするにしても、コンディションを整えることは、日常を健康に過ごしていくうえで非常に重要なことです。
施術やパーソナルトレーニングを通して、あなたのコンディションを整えることが出来ます。痛みが出たら早めに対応することで、痛みを早く
軽減し、元気に動ける体にすることが出来ます。
思い立ったが吉日、是非フィジカルケア宮崎にご連絡ください。
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