転倒予防のポイント
筋力トレーニングを考える
一般に筋力とは、パワーのことを指します。重いものを抱えるとき、どれだけの筋力を発揮できるかということで、ベンチプレスなどでウェイトを持ち上げるなどは、このパワートレーニングの意味合いがあります。ただ、筋力はパワーの要素だけではありません。時間の要素と空間の要素があります。筋力が働くタイミングが非常に重要で、関節や身体にどのくらいの外力がどのくらいの速度で生じるかによって、身体が反応すべき筋力の量や時間、タイミングなどは変化します。パワーのみが筋力を評価する指標ではなく、反応時間やタイミングなどを含めて、筋がどのように”機能”しているかが重要なのです。
筋力トレーニングと動作改善
前述のように、筋力トレーニングはパワーを改善すれば良いのではありません。どのように機能させるかが重要なのです。筋を上手く機能させることによって安全で効率の良い動きに導いていくことが必要になります。硬くなった筋はストレッチをし関節機能が低下している関節はモビライゼーションをし、それらが一つの動作としてうまく機能しているかどうかを、しっかり評価していくことが重要です。トレーニングをスポーツ動作に繋げて行かなければ、効率のいいトレーニングとはいえません。やみくもにトレーニングを繰り返しても、その動作の意味、スポーツ動作にどのように繋がっているのかを理解して動くことが重要なのです。
動作に繋げるトレーニング指導
フィジカルケア宮崎では、痛みに対する対応、痛みが出るメカニズムに応じたトレーニング指導を行っております。痛みが出るのには何らかの理由があります。そのメカニズムを評価によって明確にし、運動機能を改善するためのトレーニング指導を行っています。それは再発予防に繋がるだけでなく、スポーツ動作の向上やパフォーマンス向上にも繋がってきます。痛みの改善からリハビリテーション、パフォーマンスの改善まで期待できます。是非一度、お問い合わせください。