ファイナンシャルプランナーにしかできない住まいの総合相談（2/3）

マイホームを持ちたい人の気持ちを考えたワンストップ窓口

　鶴田さん個人が、今現在ファイナンシャルプランナーとして対応しているのは年間およそ50世帯。そのうちお客様からの問い合わせとして一番多いのが「私は家を建てて大丈夫でしょうか？」という資金面の相談だそう。

　「よくモデルハウスの広告などで“家賃と比較”といったような文言を見かけますが、これにより『私にも建てられる』と無計画に新築住宅を建ててしまう方も中にはいます。特に宮崎県では家賃並みの支払いでと…ローコスト住宅が流行っている。しかし大概のお客様にとって人生で一番高い買い物となるのがマイホーム取得で、おそらく一生に一度の買い物なのに、知識がないまま購入・契約に踏み切る方々が大半。そこで間違ってしまうと後々のローンが払えなくなったり、老後の資金が底をついたり、こんなはずではなかったといった状況になってしまいます」と鶴田さん。

　また、自ら理想とする住まい像を持ち、計画のため住宅展示場やハウスメーカー、工務店などを訪ねていったとしても、そこで営業の方々と話をしているうちに、当初の予想や予算とは大きく違う方向に話が進むケースもよくあるとか。そのため「家はたくさん見たいけど営業はされたくない」「将来の支出を見据えたライフプランに合う適正住宅価格や予算を教えて欲しい」といったような方が、鶴田さんをセカンドオピニオンとして頼る事も多いそうなのです。

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【次ページ】新築だけではない、総合的な理想の住まいづくりに対応

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