遺言書はいつ書くのがベストなのか
これまで数多くのお客様の相続をお手伝いして参りましたが
「遺言書があればトラブルにならなかったのにな・・・」という経験はたくさんあります
お子様がいないご夫婦は遺言書で対策を!
お子様がいらっしゃらないご夫婦の相続では
相続人が「配偶者」と「亡くなった人の兄弟姉妹(場合によっては甥姪)」になります
この場合、相続人の数がとにかく多い!
連絡を取るのも大変ですし、兄弟姉妹の代襲相続人となる甥姪の代になってしまうと
「もう何年も交流がない」とか「どこに住んでいるかわからない」といったような状況もあります
取りまとめるために想像以上の労力と時間とお金(代償金・ハンコ代など)を費やすケースも実際多いです
こういったお客様に「遺言書は考えなかったのですか?」とお聞きしますと
「このままだと相続が面倒になるな・・・」という心配はもちろんありました、とのお答えです
ではどうして作らなかったのでしょうか?
遺言書を作らなかった理由とは?
遺言書を作らなかった理由
私の経験では・・・「旦那さんにその理由がある(ことが多いかな~)」と感じています
(世の旦那さんすみません!)
あくまで私個人の主観ですが、男性は(私も含めて)面倒くさがりな人が多いですからね
実は単純にそれだけの理由だったりすると思います
その気持ち、私もよく分かります!
そうは言っても奥様は自分が面倒事の当事者になる可能性が大なので、なんとか説得したい
ところが奥様から旦那さんに説得を試みるものの
「何度話しても夫が乗り気にならなかった」とのこと
そしてもうひとつ
「うちの兄弟は問題ないよって言われていた(のに、現実は違った)・・・。」というものです
旦那さんの気持ちを変えることができればトラブルを避けられたというケースが多い
というのが私の印象です
そんな方は当社のセミナーや相談会をネタにご利用ください
こういった経験を通じて思うことは
「遺言書というのはやはり身近なものじゃないな」ということと
「心理的なハードルがまだまだ高いな」ということです
このような状況を改善するためにも、遺言書をもっともっと普及させたいなと個人的には思いますが
まずは「何度話しても乗り気にならない旦那さん」と一緒に
軽い気持ちで当社のセミナーや相談会に参加して頂ければなぁと、思うのであります