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久乗哲プロのご紹介

顧客に寄り添い、経営の建て直し、金融機関との交渉をサポート(3/3)

相談風景

幅広く立体的な知識を武器に「自利利他」の精神で顧客をサポート

そんな久乗さんが掲げるのは「自利利他」。つまり「顧客や社会のために努力することが自分の喜びである」という考え方です。「スタッフにはよく『分別のある仕事はするな』と言っています。それは『お客さまと自分』という区別をせず、自分のこととして仕事に取り組めということ。それが当事務所の理念なのです」

「自利利他」の実践を可能にしている大きな要因は、久乗さんのユニークな考え方です。「物事や知識はひとつの『点』です。税理士としての知識はあっても、ほかの領域に疎くては、税金だけの『点』がつながり、平面になるのみ。例えば、交渉に必要な心理学や哲学を知っていれば、それと税とがつながって立体になっていくでしょう。点の知識を仕入れて面や立体にするのは、これまでの経験あってこそ。そういった意味で、税理士の仕事はクリエイティブだと思っているんです」

華々しい実績を上げていながらも、それは「『売り上げを増やしたい、儲けたい』という気持ちではありません」と断言します。「これまでのノウハウをもって、まだ見ぬお客さまを助けたい。それが結果的に事業を拡充することにつながったとしても、ビジネスの根底は『いかに誠実な姿勢で、社会の要請に応えるか』のみ。そこに嘘が入ってはいけません」。顧客の期待を裏切ることなく、長きに渡り支援を継続していくことこそが目標と語ります。「共感してもらえる顧客ならどんどん支援したい」という強い信念が、企業からの信頼をより高めています。

(取材年月:2013年12月)

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