あなたの声を空気・空調にのせるには
冷房が欠かせないこの時期。
新規取付・リニューアル・不具合などに関するお問合せが多数寄せられます。
有難いことなのですが、対応に困ってしまう内容もしばしば。
そこで業者泣かせの傾向から、皆さまにわかっておいてほしい点をお伝えします。
ハッキリしない空調計画
「エアコンの取付を検討していますが、見に来てもらえませんか?」
こうした問合せを受けて現地に伺うと、
どういうタイプのエアコンをどの場所にどう取り付けてほしいのかがハッキリせず、
こちらからのご提案にも考えが二転三転される方がおられます。
業者を現場に呼ぶということは、
空調計画の可否を含めた専門的判断と見積りのための現地調査、
即ちインスペクションを依頼されたも同然。無料ではありません。
検討とは、ハッキリしない考えの裏返しとも受け取れます。それなら業者を呼ぶ以前の問題です。
まずは電話でシッカリ相談してから、空調計画をハッキリさせましょう。
確証のない過多な情報収集
空調に関する知識を得る場合、専門業者とのおつきあいがある方ならまだしも、
オンラインを利用し自分でお調べになるケースがほとんどではないでしょうか。
しかし、確証のない情報を多く集めてしまうと、判断を惑わすことになりかねません。
そのような人たちは、知ったつもりになって素人判断を下してしまいがちです。
知ったかぶりする人からの問合せは、業者の適切なアドバイスを受けにくいものにします。
なぜなら、知っておられる方にお伝えすることは何もありませんので。
そこでおすすめなのが、信頼できる専門業者で最初から相談を一本化されることです。
コストとクオリティのどちらを重視?
お問合せに基づき、いざ見積りを提出すると「金額が・・・」と言われ、
ご希望の金額に合わせた内容で再見積りしても「取付位置が・・・」
などと言われ、その対応に困惑することがあります。
コストなのか工事のクオリティなのか、
重要視している軸を問合せ先の業者へハッキリ伝えておくべきなのです。
その軸がぶれると、業者が何回お伺いしても対応は台無しになってしまいます。
コストを抑えれば、クオリティで妥協点を見出さなければなりません。
反面、クオリティを求めれば、コストもそれ相応に高くなることをご理解下さい。
以上の傾向は、問合せよりも先に相談すればいいことに気づかせてくれます。
あなたと専門家との良好な関係が、より良い空調を設けることにつながります。
業者を泣かすことなく、問合せの的確な答えが得られるよう願っております。