既存のまま店舗空調の効果を向上させる方法
さて今回は、
工場の空調設備で電気代を削減する方法について
考えてみたいと思います。
一般的な空調は、人の快適さを基準に
空間全体の温湿度をコントロールすることが目的です。
しかし、工場の空調では人の作業環境の快適化だけでなく、
工場内に導入された機械の運転環境の最適化も重要となります。
また、工場のような大空間では、
空調していても暑かったり寒かったりと、
場所によって温度のばらつきが出てしまいがちです。
そうなればエネルギーロスが発生し、電気代を無駄に消費することに・・・
そこでユーザー様にお願いしたいのが、空調範囲を分割すること!
私たちはこのことをゾーン空調と呼んでいます。
工場内で空調するゾーンを分割できれば、
人でも機械でも使用対象に応じた温湿度コントロールが可能となり、
運転効率をアップさせることができます。
それがエネルギーロスを防いだ省エネ運転となり、
電気代の削減につながるというワケです。
空調ゾーンを分割させるには、
間仕切り用ボードやビニールカーテンなどの活用が有効でしょう。
それでも条件的に難しいようなら、
人の作業場所や機械の設置位置の移動も含めてお考え下さい。
空調機については単なる移動では済まず、
冷媒ガスの処理作業や新たな配管配線工事が必要になるなど、
結構大がかりなものとなりますので、
現在の設置場所に応じたゾーン検討をオススメします。
工場の空調設備は、今回ご紹介したゾーン空調によって、
電気代削減と空調環境改善のダブル効果が期待できます。
ぜひ取り組んでみてはいかがですか。
株式会社京都設備 ホームページ
【京都設備】公式Facebookページ